関東におけるプロロジスの物流施設展開
プロロジスは、2002年竣工の第一号案件以降、関東エリアにおいて多数のマルチテナント型物流施設やBTS型物流施設を展開してきました。
これらの物流施設は、関東全域をカバーする戦略拠点や、首都圏消費地への配送拠点、また全国地方都市への物流ハブとしても利用されています。都市型物流施設では、物流機能を併設したオフィスやR&D拠点、ショールームなど多目的な使われ方をしています。
関東における物流施設開発実績 | |
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マルチテナント型物流施設 | 40棟以上 |
BTS型物流施設 | 20棟以上(冷凍・冷蔵倉庫を含む) |
都市型物流施設 | 品川、太田、押上、辰巳、錦糸町など、東京23区内に展開 |
HAZMAT(危険物)倉庫 | 40棟以上 |
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関東の物流施設とマーケット特性
関東の主要な物流集積地は、東京湾岸部、外環道エリア、国道16号周辺、圏央道周辺の4大マーケット。黎明期には、東京都や千葉県の湾岸部から物流施設の開発がスタートし、その後、首都圏環状道路の外環道や圏央道の整備にともない、物流適地も外側へと拡大していきました。
Eコマースの拡大とともに、消費地に即日配送可能な近接性を求めて都市型物流施設へのニーズも拡大。一方、郊外で広く使えるエリアや、施設への従業員の通いやすさなど、立地へのニーズも多様化しています。
関東における「物流の2024年問題」
2024年4月からの労働時間規制の強化により、トラックドライバーの時間外労働が制限されました。これにより、物流業務に影響が出始めています。全国への出荷元拠点としての役割を果たしている関東エリアは、長距離輸送のトラックが数多く発着します。荷下ろしや積み込みの効率性向上など、トラックドライバーの負担軽減のための取り組みが求められています。
さらに、人口が集中する首都圏は、EコマースやCtoCによる宅配の増加により、荷物の小口化が急速に進んでいます。これにより、トラックドライバーに加えて、ラストワンマイル拠点での仕分けなどを担う人員不足にも直面しています。
労働力不足
庫内作業員の雇用確保や、雇用継続が難しい
トラックドライバー確保問題
長距離輸送を担うトラックドライバーの確保が難しい
輸送能力の低下
2030年までに輸送能力が約34%(9億トン相当)低下する見込み
EC市場規模の推移
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(注)
1.経済産業省「電子商取引実態調査」より作成
2.EC化率=物販系分野における電子商取引市場規模(推定値)
/物販系分野における商取引市場規模
宅配便取扱実績の推移
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(注)
1.国土交通省「宅配便等取扱個数の調査」より作成
2.2007年度より、ゆうパックの実績を調査対象に追加
/2016年度より、ゆうパケットの実績を調査対象に追加
プロロジスの先進的物流施設がもたらす関東エリアの物流課題解決
プロロジスは、長年のノウハウに裏打ちされた先進的物流施設をご提供。関東エリアが抱える物流課題を解決します。
- ワンフロア面積が広く、自動化機器や大型マテハン設備を導入可能
- ランプウェイやスロープにより大型トラックが上階へ直接アクセスできるので、各階で荷下ろし・積み込み作業が可能
- 地震や台風、水害などを想定した施設計画と運営
- 魅力的な施設づくりによる雇用確保、および経済活性化への貢献
- 環境に配慮した施設で、入居企業のESGコミットメントにも貢献
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関東エリアの「物流 2024年問題」対策として選ばれるプロロジスパーク
プロロジスは、物流業務の省人化と効率化を必要とする「物流 2024年問題」対策と災害を見据えた物流拠点分散のため、関東エリアにおいて施設開発を進めています。
プロロジスの物流ソリューション
プロロジスは先進的物流施設の開発にとどまらず、長年の施設開発の知見を活かした専門家人材による運営ソリューションを提供することで、物流・荷主各社の課題解決をサポートしています。
- 物流コンサルティングチームによる物流業務の自動化・効率化・拠点立ち上げ等の支援
プロロジスのコンサルティングサービス - 物流DX導入による庫内作業の可視化と物流業務の効率化
- ギグワーカー活用による人材雇用支援