立地
物流施設に適した立地条件は、高速道路や幹線道路、空港、貿易港への近接性、人口集積地への配送利便性、雇用確保がしやすい周辺環境など、多岐にわたります。プロロジスは、高速道路の延伸や人口動態など、長期的な立地ポテンシャルを見据え土地を選定・取得しています。
性能
先進的物流施設の仕様として、床荷重1.5t/㎡、有効天井高5.5m、柱感覚10mなどのスペックや、トラックが上層階まで直接アクセスできる構造も重要です。プロロジスでは、お客様のご要望に応じた標準以上のスペック仕様変更にも対応しています。
規模
施設の大型化は、入居企業様の物流事業効率化につながります。物流機能の集約・統合や、大規模なロボット導入など、お客様のさまざまな需要に応えるために必要な延床面積は、1万6,500 ㎡(約5,000坪)以上が目安となります。
構造・BCP(事業継続性)
施設内就業者とお客様の荷物を守り事業を継続するため、災害対策も先進的物流施設に求められる要素です。プロロジスは日本において、免震構造を取り入れた物流施設を初めて開発。地盤などを考慮した立地に、堅牢な施設を建設しています。
また、施設には非常用発電機や衛星電話、災害備蓄品などを備えており、マルチテナント型施設では24時間有人体制でお客様のビジネスを支援しています。
快適な就業環境
多くの就業者がいる物流施設では、快適に働ける環境も大切です。プロロジスパークは、フリーWi-Fiつきのカフェテリア、コンビニエンスストアやシャワールームなどを備え、働きやすい就業環境を提供しています。
環境への配慮
プロロジスは環境負荷軽減のため、環境に配慮した認証取得を前提に施設開発をしています。物流施設の開発においては、日本で初めてCASBEE(新築)のSランクを取得しました。
敷地内の緑地保全・整備をはじめとして、人感センサー付きのLED照明や、外壁に断熱性の高いサンドイッチパネルなど採用しています。また、世界中で施設屋根を活用した太陽光発電を行っています。
プロロジスが提供する先進的物流施設
マルチテナント型施設とは
マルチテナント型施設は、1棟を複数のお客様にお使いいただく大型の賃貸用物流施設です。
各階に大型車やコンテナトレーラーが直接アクセスできるランプウェイやスロープ、トラックバースを設けています。庫内はワンフロアが広く、レイアウトの自由度が高まるよう広い柱スパンを確保し、効率的な物流オペレーションが可能です。さらに、免震構造の採用や、非常用電源の設置、敷地内の緑化、カフェテリアなど、快適に働ける施設環境を整えています。
BTS型施設とは
BTS(ビルド・トゥ・スーツ)型の物流施設は、お客様のご要望に沿った場所にプロロジスが土地を確保し、1社専用の賃貸用物流施設として開発するオーダーメイドの物流施設です。
お客様の意向を踏まえた上で、土地の選定から取得、企画・設計、施設開発、竣工後の管理・運営をプロロジスが手がけ、お客様に専用施設としてお貸しするため、投資額を抑えながら要望にかなった物流施設をご利用いただけます。
都市型物流施設とは
プロロジスが提供する都市型物流施設「プロロジスアーバン」シリーズは、東京・ロンドン・ニューヨーク・パリ等、世界の人口集積都市において、効率的な配送を実現するためにプロロジスが展開するLast Touch®*の物流施設ブランドです。
消費地に近接した都心部に立地し、ラストワンマイル配送や緊急配送拠点としてのご利用に加え、開発ラボ、ショールーム、ECフルフィルメント拠点としてもご利用いただけます。