物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社: 東京都千代田区丸の内)は、2013年4月18日、マルチテナント型施設「プロロジスパーク川島2」の起工式を埼玉県比企郡川島町の建設予定地にて執り行いました。
起工式には高田 康男 川島町長をはじめ地元関係者の方々、設計・施工を担当する西松建設株式会社 近藤 晴貞 代表取締役社長をはじめ関係者の方々、プロロジスからは代表取締役社長の山田 御酒らが参列し、工事の無事と今後の事業の発展を祈願しました。
「プロロジスパーク川島2」は、圏央道川島インターチェンジに近接する約28,100平方メートルの敷地に、延床面積約45,670平方メートルのマルチテナント型施設として開発されます。 2014年2月に竣工を予定しており、現在入居企業を募集しています。
■ 開発予定地
「プロロジスパーク川島2」は、圏央道の川島インターチェンジから300m地点にある「川島インター産業団地」内に位置しており、24時間操業も可能な周辺環境です。
圏央道は既に接続済みの中央自動車道と関越自動車道に加え、2013年度以降に東名高速道路、2014年度以降に東北自動車道と接続する計画であり、東日本全域のみならず、東海や西日本地域へのアクセスが格段に向上することが見込まれている。さらに建設地は、圏央道に加えて国道254号バイパス等、一般道による都心部へのアクセスにも優れる物流適地です。
「プロロジスパーク川島2」の隣接地には、マルチテナント型施設「プロロジスパーク川島」(延床面積約166,870平方メートル)が立地しており、現在100%稼働中です。
■ 施設計画概要
「プロロジスパーク川島2」は、ワンフロアが約4,000坪、3階建ての計画となっており、1階と2階にトラックバースを備えるマルチテナント型施設である。2階のトラックバースに対しては、上り、下り専用のスロープを備え、ワンウェイで車両がアクセスできる効率的なオペレーションを実現できる施設構成となっています。賃貸区画は約2,000坪から約12,000坪まで設定可能で、最大4カスタマーに分割が可能です。
庫内は梁下有効高を6.5m確保して保管効率を高めており、流通型、加工型に加えて保管型物流施設としての対応も可能です。特に1階については、2.5tフォークリフトが使用できるほか、重量物の保管に対応できる床積載荷重設定とし、多様な物流活動ニーズに対応可能な施設となっています。また、マルチテナント型施設における標準仕様として、緊急地震速報システムや衛星電話等を備え、入居カスタマーの事業継続性にも配慮しています。さらに、プロロジスがグローバルで推進している環境負荷を低減した物流施設開発の一環として、LED照明の採用の他、1MW超の大規模太陽光発電システムの導入も計画しており、CASBEE埼玉県におけるAランク認証を取得する予定です。
■ 埼玉県内のプロロジスパーク
プロロジスは埼玉県内において「プロロジスパーク川島」(埼玉県比企郡川島町、マルチテナント型施設、2011年7月竣工 100%稼働中)を含め4棟の施設を運営しています。また、2014年3月の竣工に向けて「プロロジスパーク北本」(埼玉県北本市、マルチテナント型施設)の開発を進めています。
「プロロジスパーク川島2」計画概要
名称 | プロロジスパーク川島2 |
所在地 | 埼玉県比企郡川島町かわじま |
敷地面積 | 約28,100㎡ (約8,500坪) |
延床面積 | 約45,670㎡ (約13,820坪) |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造および鉄骨造、地上3階建 |
着工 | 2013年4月 |
竣工予定 | 2014年2月 |