プロロジスは、福島県郡山市で開発中の先進的物流施設の集積拠点「福島郡山LLタウン」において、一棟目となる物流施設「プロロジスパーク郡山1」の起工式を挙行しました。このたびの物流施設は「プロロジスパーク仙台泉2」、2026年3月竣工予定の「プロロジスパーク豊中」に続くヤマト運輸の専用センターとなります。

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役会長 兼CEO:山田 御酒)は、本日、福島県郡山市において開発中の先進的物流施設の集積拠点「福島郡山LLタウン」において、一棟目となる物流施設「プロロジスパーク郡山1」の起工式を挙行した、と発表しました。

プロロジスパーク郡山1(完成イメージ|96)
「プロロジスパーク郡山1」完成イメージ

プロロジスパーク郡山1」は、ヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:長尾裕、以下「ヤマト運輸」)のBTS型物流施設(特定企業専用物流施設)として開発され、2026年10月に竣工を予定しています。このたびの物流施設は2018年9月に竣工した「プロロジスパーク仙台泉2」の宮城ターミナル、2026年3月竣工予定の「プロロジスパーク豊中」のラストマイル専用拠点に続くヤマト運輸の専用センターとなります。

起工式には、入居企業であるヤマト運輸の関係者の方々、郡山市 品川 萬里 市長をはじめ関係者の方々、設計を担当する株式会社フクダ・アンド・パートナーズの代表取締役 福田 哲也 氏、施工を担当する西松建設株式会社の取締役会長 髙瀨 伸利 氏をはじめ関係者の方々、プロロジスからは山田 御酒らが参列し、工事の無事と事業の発展を祈願しました。

■ 開発地:「郡山中央SIC」に隣接し、東北・首都圏へ好アクセス

開発地は、東北自動車道「郡山中央SIC」隣接地に位置しています。東北地方を縦断する東北自動車道と、太平洋岸・日本海岸を横断する磐越自動車道とが交差する「郡山JCT」に近接し、首都圏へ約3時間、仙台市へ約1時間、新潟市まで約2時間で到達可能。東北エリアで、仙台市に次ぐ人口集積地である郡山市(人口32万人)の中心部から車で20分(約7km)とアクセスしやすく、雇用にも有利です。災害時には、磐越道など複数の迂回ルートが確保可能であり、東北・首都圏にも災害支援物資を運ぶことができるためBCP(事業継続計画)の観点からも優れた立地です。

物流拠点集積パーク開発予定地

■ 開発計画概要: 2か所のスロープと冷蔵・冷凍倉庫を備えた高機能な物流施設

プロロジスパーク郡山1」は、47,200㎡の敷地に、2階建て約41,100㎡のヤマト運輸のBTS型物流施設として開発されます。上階へ45フィートセミトレーラーが直接アクセス可能なスロープを2か所に設け、施設の南北両面にトラックバース合計85台分を整備する計画です。スロープには融雪用のロードヒーターを設け、降雪時にも安全で効率的な物流オペレーションを実現します。また、BCP(事業継続計画)の観点から、非常用発電機を設置する計画です。

ヤマト運輸は、IC隣接の優れた立地を評価し、同施設を福島県内の物流拠点として利用する計画です。全国から県内宛ての荷物の集約・仕分けや、県内から全国各地への発送拠点とするほか、営業倉庫として利用する予定です。倉庫内には、クール便の保管スペースとして、マイナス25℃帯の冷凍倉庫、7℃帯の冷蔵庫も整備します。

「プロロジスパーク郡山1」概要
名称 プロロジスパーク郡山1
開発地福島県郡山市大槻町中ノ平地内
計画敷地面積約47,200㎡(約14,280坪)
計画延床面積約41,200㎡(約12,460坪)
構造地上2階建て、鉄骨造
着工2025年3月
竣工予定2026年10月

■ 物流拠点集積パーク「福島郡山LLタウン*」について

「福島郡山LLタウン」は、プロロジスとフクダ・アンド・パートナーズ(本社:東京都、代表取締役社長:福田 哲也)が共同開発する物流施設集積拠点です。約138,000㎡の敷地に、プロロジスが「プロロジスパーク郡山1」およびマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク郡山2」を開発し、フクダ・アンド・パートナーズが物流施設「福島郡山LLタウン棟」を開発する予定です。また、同社が展開する「福島郡山未来共創センター」を物流施設に併設する予定であり、県や市と連携した高度な防災機能を持った物流集積拠点として開発中です。

プロロジス郡山プロジェクト(完成イメージ2503|9654)

*「LLタウン」(フクダ・アンド・パートナーズの登録商標)の「LL」は「Logistics」と「Lifeline」を表しており、物流施設が人々の暮らしを守るサステナブルな存在となるとの想いを込めています。

■ 東北地方のプロロジスパーク

東北地方において、プロロジスはこれまで12棟の物流施設を開発しており「プロロジスパーク郡山1」は13件目です。

現在は盛岡市や仙台市において4棟の物流施設を運営中です。また、岩手県金ケ崎町において「プロロジスパーク北上金ケ崎」を開発中であるほか、「福島LLタウン」内に「プロロジスパーク郡山2」を、仙台市において「プロロジスパーク仙台泉3」の開発を計画中であり、入居企業を募集しています。

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