アーバンシリーズ1・2棟目は満床、開発を加速
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:山田 御酒)は、都市型賃貸用物流施設の「プロロジスアーバン」について、シリーズ4棟目となる「プロロジスアーバン東京大田1」の開発を決定したと発表しました。
同シリーズ1棟目であり2020年7月に運営を開始した「プロロジスアーバン東京品川1」では、ヤマト運輸株式会社をはじめ複数社が入居し、2021年2月に100%稼働となりました。2棟目の「プロロジスアーバン東京足立1」についても、2021年3月に角川流通倉庫株式会社(本社:東京都足立区、代表取締役社長:角川 晃弘)と賃貸借契約を締結し、4月より同社の専用施設として稼働しています。
■ プロロジスアーバン東京大田1:ECをはじめマルチユースに対応する都市型物流施設
【計画概要】
「プロロジスアーバン東京大田1」は、約2,000㎡の土地に、地上4階建て約4,900㎡の都市型物流施設として開発されます。複数社の入居を想定し、最小区画約100坪からの利用が可能な計画とします。
1階は、ラストワンマイル地域への配送拠点としての利用を想定し、トラックの着車場や荷捌きスペースを設ける予定です。2・3階は、EC配送やフルフィルメントセンターなど物流施設としての用途に加えて、研究開発拠点、ショールーム、スタジオとしての利用など多様なニーズに対応できる設計とし、4階はオフィススペースとする計画です。また、入居企業のニーズによっては「プロロジスアーバン東京品川1」で提供している館内物流サービスの導入を検討しています。
【開発地】
「プロロジスアーバン東京大田1」の開発地は東京都大田区内陸部に立地し、首都高速「羽田」出入口から約9分と羽田国際空港の至近に位置しています。また、産業道路である国道131号に面しておりアクセス利便性に優れています。開発地より車5分圏内には約8万人が居住し、約15分で品川、大井町、約30分で武蔵小杉、日吉、川崎、横浜などのエリアへ到達可能。即日配送やラストワンマイル拠点としても理想的な立地であると言えます。
名称 | プロロジスアーバン東京大田1 |
所在地 | 東京都大田区北糀谷1-12 |
敷地面積 | 約2,000㎡(約600坪) |
計画延床面積 | 約4,900㎡(約1,500坪) |
構造 | 地上4階建 |
着工予定 | 2022年 |
竣工予定 | 2023年 |
■ プロロジスアーバン東京足立1:角川流通倉庫がスループット型EC拠点として利用
「プロロジスアーバン東京足立1」は、2020年11月に竣工した3階建て延床面積約5,200㎡の都市型物流施設です。
同施設に入居した角川流通倉庫は、主にCD・DVD、コンサートグッズ等の流通加工・物流業務を請け負う3PL企業であり、「プロロジスアーバン東京足立1」を消費地へのEC配送拠点として利用する計画です。荷物の入庫後、短期間で最終加工を行い出庫するスループット型のラストタッチ拠点となることから、立地と、流通加工作業のしやすい機能性を重視して入居を決定しました。
■ プロロジスアーバン東京足立2:2022年2月竣工予定、スロープ付きの高機能施設
シリーズ3棟目である「プロロジスアーバン東京足立2」は、3階建て延床面積約6,500㎡の都市型物流施設であり、2022年2月の竣工を予定しています。最小500坪からの利用が可能なコンパクトな物流施設でありながら、4tトラックが2階に直接アクセス可能なスロープを備える計画です。
開発地は、東京北部・埼玉の消費地をカバーする好立地に位置し、迅速な配送が必要となるEC事業や、ラストワンマイル拠点としても最適な立地です。城北エリアは新規の物流施設・倉庫の供給が少なく、高機能な新築物流施設は非常に希少です。家庭消費財の流通・小売業からの地域配送ニーズ、ECの即日配送ニーズを想定し、入居企業を募集しています。
プロロジスアーバンについて
「プロロジスアーバン」は、東京・ロンドン・ニューヨーク・パリ等、世界の人口集積都市において効率的な配送を実現するためにプロロジスが展開する物流施設ブランドです。
プロロジスが日本全国に100棟以上開発してきた大型の先進的物流施設「プロロジスパーク」に加えて、2020年からは国内都市部の物流を支える「プロロジスアーバン」の提供を開始し、高機能な物流スペースを必要とするお客様のニーズに応えています。第1棟目となった「プロロジスアーバン東京品川1」は、2020年に運営を開始し、満床稼働中です。