プロロジス(世界本社:米カリフォルニア州サンフランシスコ、NYSE:PLD)は、2021年4月19日(現地時間)に2021年第1四半期(1月~3月)の決算結果を発表しました。
プロロジス会長兼CEOのハミード R. モガダムは、「2020年第4四半期の堅調な需要は2021年も継続し、約40年におよぶ私の物流不動産キャリア史上最も需要が強いと言えます。グローバルサプライチェーンは、より速いフルフィルメントやレジリエンス(回復力)のための改革を行うことで、活発化する経済活動に遅れを取らぬよう前進しています。当社の優れたポートフォリオと、差別化されたカスタマーへの提案力、豊富な投資余力によって、卓越したサービスを提供しながら優れた業績を出し続けられるでしょう。」と述べました。
最高財務責任者のトーマス S. オリンガーは、「業績とマーケットの堅調さを受けて、我々はガイダンス(収益予想)の指標を全面的に上方修正することとしました。昨対のコアFFOは、ファンド運営からの手数料収入を除いた中間値で、業界トップの12%です。また、分配金支払後、12億5,000万ドルのフリーキャッシュフローを創出しました。」と述べました。
【2021年第1四半期(1月~3月)の実績】
2021年
第1四半期 |
2020年 第1四半期 |
|
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1株当たり純利益 |
0.49ドル
|
0.70%
|
1株あたりのコアFFO |
0.97ドル
|
0.83%
|
運営中施設稼働率 |
95.4%
|
95.7%
|
賃貸契約締結 |
約408万㎡
|
約326万㎡
|
既存顧客契約更改率 |
69.1%
|
75.5%
|
既存施設におけるリース契約時の実質賃料上昇率 |
23.0%
|
20.4%
|
同一施設NOI上昇率 |
4.5%
|
4.6%
|
- 約8億7,700万ドル(約964億7,000万円)の投資
- 約6億2,100万ドル(約683億1,000万円)の新規開発スタート
- 約2億5,600万ドル(約 281億6,000万円)の物流施設を取得
- 約5億1,800万ドル(約569億8,000万円)の物流施設を安定稼働へ
- 約8億1,900万ドル(約900億9,000万円)の物流施設・開発用地を売却またはファンド移管(安定稼働後のキャップレートは4.5 %)
【2021年のガイダンス(収益予想)】
修正前 | 修正後 | |
1株あたりの純利益 |
2.36~2.52ドル
|
2.80~2.90ドル
|
1株当たりのコアFFO |
3.88~3.98ドル
|
3.96~4.02ドル
|
施設平均稼働率 |
95.50%~96.50%
|
96.25%~96.75%
|
同一施設のNOI上昇率 (プロロジス持分) |
3.50%~4.50%
|
4.50%~5.00%
|
ストラテジックキャピタル からの収益 (ファンド運営からの 手数料収入を含む) |
4億5,100万ドル~4億6,600万ドル
(約496億1,000万円 ~512億6,000万円) |
4億6,600万ドル~4億7,600万ドル
(約512億6,000万円 ~523億6,000万円) |
一般管理費 |
2億9,000万ドル~3億ドル
(約319億円~330億円) |
2億9,500万ドル~3億500万ドル
(約324億5,000万円~335億5,000万円) |
保有物流施設の安定稼働化 |
25億ドル~28億ドル
(約2,750億円~3,080億円) |
27億ドル~30億ドル
(2,970億円~3,300億円) |
開発着手 |
27億ドル~31億ドル
(約2,970億円~3,410億円) |
32億5,000万ドル~36億5,000万ドル
(約3,575億円~4,015億円) |
物流施設の取得 |
10億ドル~20億ドル
(約1,100億円~2200億円) |
14億ドル~20億ドル
(約1,540億円~2,200億円) |
物流施設の移管 |
18億ドル~22億ドル
(約1,980億円~2,420億円) |
21億5,000万ドル~25億5,000万ドル
(約2,365億円~2,805億円) |
物流施設・開発用地の売却 |
14億ドル~20億ドル
(約1,540億円~2,200億円) |
21億ドル~25億ドル
(約2,310億円~2,750億円) |
開発利益 |
5億ドル~6億ドル
(約550億円~660億円) |
7億ドル~8億ドル
(約770億円~880億円) |
※ 1米ドル=110円換算
本資料は2021年4月19日(現地時間)に世界本社で発表したリリースの抄訳です。