物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:山田御酒)は、茨城県古河市において、センコー株式会社(大阪市北区)の専用物流(BTS型)施設「プロロジスパーク古河3」の起工式を執り行いました。
起工式には、センコー株式会社の関係者の方々、古河市 青木善和 副市長をはじめ関係者の方々、設計・施工を担当する株式会社フジタ 代表取締役 金子 賜 副社長をはじめ関係者の方々、プロロジスからは代表取締役社長 山田御酒らが参列し、工事の無事と事業の発展を祈願しました。
センコーはプロロジスのリピートカスタマーであり、関東広域をカバーする新拠点として「プロロジスパーク古河3」を活用する計画です。このたびの開発により、プロロジスがBTS型施設の集積地として開発を進めてきた「プロロジスパーク古河」プロジェクトが完結します。「プロロジスパーク古河3」の西隣「プロロジスパーク古河1」は医薬品卸のスズケングループのBTS型施設として、東隣「プロロジスパーク古河2」は日立物流ファインネクスト株式会社のBTS型施設として、いずれも稼働中です。
■ 開発地
開発地は、茨城県と都心部とをつなぐ新4号国道から至近に位置し、圏央道「五霞IC」からは約6km(約10分)の北利根工業団地内に位置しています。
本年2月に圏央道「境古河IC」~「つくば中央IC」間が開通したことにより、都心部から放射状にのびる東名・中央・関越・東北・常磐・東関東の6つの自動車道とつながりました。これにより、関東全域のみならず、東北方面や関西方面への広域配送が可能となり、東日本における広域拠点として期待されるエリアです。
■ 施設計画概要
「プロロジスパーク古河3」は、約35,000㎡の敷地に地上2階建ての物流施設と、併設する平屋建ての危険物倉庫2棟として開発されます。施設西側および東面の一部にトラックバースを配置し、荷捌きの効率化を図ります。敷地内には、乗用車駐車場・トラック待機場を十分に確保し、車輌が周回できる計画となっています。施設内はLED照明と昼光センサーを採用し、エネルギー消費の軽減を図ります。
「プロロジスパーク古河3」計画概要
名称 | プロロジスパーク古河3 |
所在地 | 茨城県古河市北利根 |
敷地面積 | 34,916.92m²(約10,562.35坪) |
計画延床面積 | 合計 31,255.64m²(9,454.81坪) |
構造 | 地上2階建て(危険物倉庫2棟は平屋)、鉄骨造 |
着工 | 2017年7月 |
竣工予定 | 2018年8月 |
■ プロロジスの専用物流(BTS型)施設
プロロジスは、これまでに「プロロジスパーク古河3」含め、全国に35棟のBTS型施設を開発してきました。また、「プロロジスパーク海老名2」「プロロジスパーク神戸3」「プロロジスパーク神戸4」の開発を計画中であり、入居企業を募集しています。プロロジスは、今後もお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。