「米国産業復調の傾向」レポートは潜在需要と賃料上昇が市場回復を牽引していると指摘
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(NYSE: PLD)は、このたび米国の物流不動産市場の現状に関する詳細な調査レポート「米国産業復調の傾向」を発表しました。
同レポートでは、プロロジスのリサーチチームが米国の物流不動産市場は回復期から拡張期に移行しつつあると分析しており、回復のポイントは次の通りと指摘しています。
- 実質賃料は今後4年間のうち25%増を予想
- 旺盛な潜在需要:第4四半期の新規需要*1の強さとプロロジスの物流不動産インデックス調査による顧客動向状況調査における見解
- マーケットの拡大とリーシングの加速:グローバルマーケット*2内における物流施設の需要供給関係の逼迫が賃料上昇につながっている
米国の産業サイクルは明らかに上向いており、拡大傾向にあります。物流施設の新規着工はいまだ少なく潜在的な需要は増加しています。その中で、住宅市場と電子商取引及びインターネットを通じた通信販売の拡大は大きな役割を果たしています。特に米国のグローバルマーケット*2においては、物流不動産市場はさらに好転し長期的に良好な運用状況になると予想しています。
レポートの全文はウェブサイトからダウンロード可能です。(英語版のみ)
https://www.prologis.com/about/logistics-industry-research/shape-us-industrial-recovery-expansion
*1 物流施設の新規賃貸面積と退去面積の差
*2 国際的な貿易・物流の重要拠点、もしくは最大消費地を背後に控えた物流適地
プロロジスリサーチは、不動産市場とサプライチェーン・マネジメントの重要な傾向と活動をモニターして分析し、お客様や投資家、一般の方々へグローバルで幅広い観点からの見解を提供します。
※本資料は、2013年3月28日(現地時間)に米国で発表された英文プレスリリースの抄訳です。