物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内)は、2015年1月15日、マルチテナント型施設「プロロジスパーク千葉ニュータウン」起工式を千葉県印西市の開発予定地にて執り行いました。
「プロロジスパーク千葉ニュータウン」完成イメージ
起工式には印西市の板倉正直 市長、千葉県企業庁 𠮷田雅一 企業庁長、独立行政法人都市再生機構 首都圏ニュータウン本部 宮本保宏 本部長、設計施工を担当する西松建設株式会社 代表取締役 近藤晴貞 社長をはじめ関係者の方々、プロロジスからは代表取締役社長 山田御酒らが参列し、工事の無事と事業の発展を祈願しました。
■ 開発地
「プロロジスパーク千葉ニュータウン」は、来月着工予定の「プロロジスパーク習志野5」と共に千葉県内陸部における大型物流施設として開発されます。
開発地は首都圏から40km地点に位置し、首都圏物流の幹線である国道16号に近接しています。現在整備が進められている国道464号(北千葉道路)にも近く、464号の延伸により交通利便性は飛躍的に向上します。平成30年度までには成田と直結し、将来的に東京外かく環状道路と接続されるため、広域物流拠点としても期待できます。
印西市は生産年齢人口が多く、労働力確保の観点からも優れた立地です。千葉ニュータウン中央駅から同施設までは徒歩10分程度と、通勤利便性が高い点も従業員募集に有利です。
また、千葉ニュータウンは、地盤が良い北総台地に開発されており、電算センターやデータセンターが多数立地するなど、防災性にも優れています。
■ 施設計画概要
「プロロジスパーク千葉ニュータウン」は、約55,100平方メートルの敷地に、地上5階建、延床面積約128,500平方メートルの大型施設として開発され、2016年4月末の竣工を予定しています。大型車両が直接乗り入れ可能なランプウェイを2基(上り・下り専用)設置し、各階に40フィートコンテナトレーラーが接車可能なトラックバースを備えます。賃貸可能面積は1フロア最大約23,300平方メートルから最小約4,300平方メートルの区画まで、幅広い物流ニーズに柔軟に対応できる設計となっています。
また、入居カスタマーの事業継続性への配慮から、プロロジスのマルチテナント型施設における標準仕様である緊急地震速報システムや衛星電話等が備えられます。加えて、停電時でもトイレ、通信、セキュリティー等の機能を維持できる災害用発電機や、断水時においても飲料水供給を継続できる地下水浄化システムを備える予定であり、立地を含めて災害に強い施設となっています。
プロロジスは環境負荷を低減した物流施設開発をグローバルで推進しています。その一環として、同施設では、庫内を含む施設全体にLED照明を採用するほか、屋根に約1.9メガワットの大規模太陽光発電システムを導入する予定です。
■ 千葉県内のプロロジスパーク
千葉県内において2月竣工予定の「プロロジスパーク成田1-D」をはじめ、「プロロジスパーク市川1」、「プロロジスパーク習志野4」など11棟の物流施設を開発・運営中です。
プロロジスは、引き続き日本の各地域においてお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。
「プロロジスパーク千葉ニュータウン」計画概要
名称 | プロロジスパーク千葉ニュータウン |
所在地 | 千葉県印西市泉野 |
計画敷地面積 | 55,100.91㎡(16,668.02坪) |
計画延床面積 | 128,523.57㎡(38,878.37坪) |
構造 | 鉄骨造、地上5階建 |
着工 | 2015年1月 |
竣工予定 | 2016年4月末 |