物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内)は、2015年6月3日、マルチテナント型施設「プロロジスパーク茨木」の起工式を大阪府茨木市の開発予定地にて執り行いました。
プロロジスパーク茨木 完成イメージ
「プロロジスパーク茨木」は、関西では希少な内陸部に位置した賃貸型物流施設として計画され、プロロジスにとって国内最大の開発案件となります。
起工式には、独立行政法人都市再生機構 西日本支社 中川雅永 副支社長、阪急不動産株式会社 取締役 諸冨隆一 専務、茨木商工会議所 合田順一 会頭、設計・施工を担当する清水建設株式会社 代表取締役 星井進 副社長をはじめ関係者の方々、プロロジスからは会長兼CEOハミードR.モガダム、代表取締役社長 山田御酒らが参列し、工事の無事と事業の発展を祈願しました。
■ 開発地
「プロロジスパーク茨木」は、関西内陸部におけるプロロジス初のマルチテナント型施設として開発されます。開発地は、中国自動車道、名神高速道路、近畿自動車道の交わる吹田インターチェンジへ約6km、茨木ICへ約5kmの地点に位置します。大阪の主要幹線である国道171号および423号(新御堂筋)を通って、大阪中心部まで約30分でアクセスできる物流適地です。また、2018年度に開通予定の新名神高速道路の茨木北インターチェンジ(仮称)から至近に位置し、西日本広域をカバーする物流拠点としても最適なエリアに位置しています。
加えて、近くには大阪モノレール「彩都西」駅と隣接する大規模な住居エリア環境が広がり、従業員雇用の観点からも優位な立地です。
■ 施設計画概要
「プロロジスパーク茨木」は、80,243.54平方メートルの敷地に延べ床面積189,741.77平方メートルの地上6階建のマルチテナント型施設として開発されます。2基(上り・下り専用)のランプウェイにより、各階に大型トレーラーが直接乗り入れ接車することができる仕様とします。
開発地は極めて良好な地盤に立地しており、構造は制震ブレースを採用しました。さらに、非常用発電機や井水利用、緊急地震速報システムなど、プロロジス独自のBCP設備で入居企業の事業継続をサポートします。また、屋根面には約2メガワットの太陽光発電パネルを設置するほか、照明は、庫内を含め全館にLEDを採用するなど、環境に配慮した施設づくりをめざし、CASBEEのSランクを取得する予定です。セキュリティ面では、常時有人警備を実施して24時間365日の操業を可能とし、共用部および専有部への入退室を電気錠で管理します。
最上階にはカフェテリア、コンビニエンスストアを設け、施設の従業員へ憩いの場を提供し、働く環境にも配慮した施設とする計画です。
■ 関西地区のプロロジスパーク
関西地区では、本年1月に竣工した「プロロジスパーク大阪5」を含め、大阪市西淀川区にある「プロロジスパーク大阪4」など現在11棟の物流施設を運営中です。また、「プロロジスパーク京田辺」「プロロジスパーク神戸2」の開発を計画中です。
プロロジスは、今後もお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。
「プロロジスパーク茨木」 概要
名称 | プロロジスパーク茨木 |
所在地 | 大阪府茨木市 |
計画敷地面積 | 80,243.54㎡ (24,273.67坪) |
計画延床面積 | 189,741.77㎡ (57,396.89坪) |
構造 | RCSS造、地上6階建 |
着工 | 2015年6月 |
竣工予定 | 2016年9月末 |