プロロジス(世界本社:米カリフォルニア州サンフランシスコ)は2015年4月19日(現地時間)に2015年第1四半期(1月~3月)の決算結果を発表しました。
プロロジス会長兼CEOのハミード R. モガダムは、「今年度のスタートは素晴らしいものとなりました。市況が良いことに加え、我々の資産の規模と質の高さ、多様性に富んだグローバルプラットフォーム、そして各国の従業員による着実な働きが、非常に良い決算結果をもたらしました。今後も引き続き、運営・開発・ファンド事業の3つの事業領域の成長に尽力します。」と、述べました。
また、最高財務責任者のトム・オリンガーは「今期の財務状況に大変満足しています。我々のバランスシートと与信指標は、これまでで最も良い状態です。さらに、2015年の予測コアFFOに影響を与えうる、利益とNAVに対する為替リスクを効果的に回避することができました。」と、述べました。
【2015年第1四半期(1月~3月)の実績】
- Core FFO(ファンド・フロム・オペレーション)は1株あたり0.49米ドル(前年同期0.43米ドル)
- 約360万平方メートルの賃貸契約締結(40万平方メートルの開発中物件を含む)
- 2015年3月末の運営中施設の稼働率は95.9%(前年同期比1.4%増)
- 既存顧客契約更改率は86.3%
- 契約更新時の賃料上昇率は(会計上)9.7%(米国では15.1%)
- 同一施設のNOI(会計上)は3.5%上昇
- キャッシュベースでは3.9 %上昇 - 4億2,100万ドル(約505億円*)の投資
- 2億8,010万ドル(約336億円*)の新規開発スタート
- 1億4,090万ドル(約169億円*)の既存物流施設を取得 - 3億5,820万ドル(約430億円*)の物流施設を安定稼働へ
- 2015年3月末時点で、111億ドル(約1兆3,320億円*)の開発が見込める簿価18億ドル(約2,160億円)の土地を保有
- 4億6,470万ドル(約558億円*)の物流施設を売却
- 2,960万ドル(約36億円)の物流施設をファンド移管
- 4億520万ドル(約486億円*)の資金調達、リファイナンス、債務圧縮を行い、米ドル建ての純資産を91%に拡大
【2015年のガイダンス】
- 2015年のコア FFO ガイダンスを1株当たり2.04米ドル~2.12米ドルから、2.07米ドル~2.13米ドルへ修正
- 1株あたり純利益0.98米ドル~1.04米ドル(以下の予測値を満たした場合)
- 年度末の稼働率:95.9%~96.5%
- 同一施設のNOI(会計上)の上昇率:3.75%~4.5%
- 17億ドル(約2040億円*)~19億ドル(約2280億円*)の物流施設を安定稼働へ
- 23億ドル(約2760億円*)~26億ドル(約3120億円*)の新規開発スタート
- 10億ドル(約1200億円*)~15億ドル(約1800億円*)の物流施設取得
- 13億ドル(約1560億円*)~18億ドル(約2160億円*)の物流施設をファンド移管
- 21億ドル(約2520億円*)~25億ドル(約3000億円*)の物流施設をファンド売却
- 1億9,500万ドル(約234億円*)~2億500万ドル(約246億円*)のファンドからの収益
- 一般管理費:2億3,500万ドル(約282億円*)~2億4,500万ドル (約294億円*)
* 1米ドル=120円換算
※ 本資料は2015年4月19日(現地時間)に世界本社で発表したリリースの抄訳を当サイトに掲載したものです。