プロロジスは、岩手県矢巾町のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」において、株式会社共同物流サービスと約26,000㎡の賃貸契約を締結しました。本物流施設は東北縦貫自動車「盛岡南IC」から約4.7km、県道13号からも約1.5kmと至近に位置し、3時間以内に南は仙台、北は本州最北まで到達可能。「物流の2024年問題」にも対応可能な拠点としても注目されています。

賃貸面積の約75%で入居企業が内定

プロロジスパーク盛岡(外観-太陽光パネルあり|9654)
「プロロジスパーク盛岡」

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役会長 兼CEO:山田 御酒)は、岩手県矢巾町のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」において、株式会社共同物流サービス(本社:青森県八戸市、代表取締役:森山 慶一)と約26,000㎡(約7,800坪)の賃貸契約を締結したことを発表しました。ほぼ同時期に大手3PLや梱包資材メーカーとも賃貸契約を締結し、「プロロジスパーク盛岡」は賃貸面積の約75%において複数の入居企業が内定、引き続き入居企業を募集しています。

■ 物流の「2024年問題」対応策:アクセス環境や施設クオリティを評価

共同物流サービスは、食品スーパーやホームセンターの物流拠点を管理・運営する物流企業で、プロロジスとの賃貸契約は今回が初めてとなります。同社は「プロロジスパーク盛岡」で北海道・東北地方を中心にスーパーマーケットを展開している「アークスグループ」傘下企業2社が利用する食品保管・配送センターの運営を手がけます。2社は、株式会社ユニバース(本部:青森県八戸市、代表取締役社長:三浦 建彦)と株式会社ベルジョイス(本社:岩手県盛岡市、代表取締役社長:澤田 司)です。

元々、ユニバースは八戸の物流拠点から岩手県方面の店舗へ、ベルジョイスは岩手県内の複数物流拠点から八戸方面の店舗へと、それぞれがグローサリー商品を配送していましたが、物流の2024年問題に起因する輸送能力不足の対策でこれらの拠点を集約することとなりました。今後は、2社の商品配送を青森県八戸市の物流施設と「プロロジスパーク盛岡」の2拠点から行い、更なる物流の効率化を進めます。

ユニバース社の物流拠点

物流施設の選定にあたっては、東北エリア全域を行き来しやすいアクセス環境、大型マテハンや自動倉庫といった物流オペレーションに対応可能な施設のクオリティが評価されました。物流業務は2026年秋より開始する予定です。

■ 大手3PL、梱包資材メーカーとも賃貸契約を締結

ほぼ同時期に、企業間物流大手のロジスティード北日本株式会社(本社:札幌市東区、代表者:藤谷 寛幹)と梱包資材メーカーのカネパッケージ株式会社(本社:埼玉県入間市、代表取締役社長:金坂 良一)が荷主企業の在庫を管理する拠点として入居を決定しました。カネパッケージ株式会社はプロロジスとの賃貸契約は初めてです。

「プロロジスパーク盛岡」ではほかにも、日本通運株式会社や丸木医科器械株式会社が入居しており、賃貸面積の約75%で入居企業が内定しました。入居企業を引き続き募集しています。

■ 「プロロジスパーク盛岡」概要:2024年問題にも対応する東北エリア最大級の先進的物流施設

「プロロジスパーク盛岡」は、地上3階建て、延床面積は約100,000㎡と、東北エリアの物流不動産市場において最大規模の賃貸用物流施設です。上り下り専用のスロープを設け、各階のトラックバースに45フィートコンテナセミトレーラーがアクセス可能な仕様です。北東北エリアには大型の賃貸用物流施設が少なく、なかでもスロープを備え各階アクセスが可能な最新鋭の物流施設は岩手県内で初めてとなります。

「プロロジスパーク盛岡」は、東北縦貫自動車「盛岡南IC」から約4.7km(約8分)、県道13号からも約1.5kmと至近に位置し、3時間以内に南は仙台、北は本州最北まで到達可能。青森・秋田・岩手の東北三県をはじめ東北地方広域への配送に最適な立地であり、「物流の2024年問題」にも対応可能な拠点としても注目されています。

施設には十分な寒冷地対策を施し、働く方々が快適に過ごせるようコンビニエンスストアや無料Wi-Fiを設けたカフェテリアを備えています。

プロロジスパーク盛岡(カフェテリア2|6436)
「プロロジスパーク盛岡」カフェテリア

■ 東北地方でセミナー開催: 業界のエキスパートたちが物流現場の自動化や補助金制度を徹底解説

プロロジスは、東北地方の物流会社や荷主企業を対象とした自動化推進・補助金活用セミナーを3月6日(水)午後3時より、「TKPガーデンシティ仙台 ホール21B」(仙台市青葉区中央1-3-1)にて開催します。同セミナーでは、経済産業省の専門家、さらには自動化を実践する企業の担当者を迎え、物流現場の省人化やデジタルトランスフォーメーション(DX)に関する最新情報をご提供。また、導入時の投資リスクを軽減する補助金制度についても解説します。

物流の2024年問題など課題への対応が迫られるなか、業務効率化に向けた知見を得られる貴重な機会となっています。

「東北企業必見!物流自動化の進め方と補助金活用法 in 仙台」を開催

■ 東北地方のプロロジスパーク

東北地方において、プロロジスはこれまで11棟の物流施設を開発してきました。現在は「プロロジスパーク盛岡」のほかに、宮城県内において株式会社キユーソー流通システムの専用(BTS型)物流施設「プロロジスパーク仙台泉」、ヤマト運輸株式会社の専用(BTS型)物流施設「プロロジスパーク仙台泉2」、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク岩沼」を運営中です。

また、岩手県金ケ崎町においてマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク北上金ケ崎」は2026年1月に竣工を予定しています。宮城県仙台市においては「プロロジスパーク仙台泉3」の開発を、福島県郡山市においては株式会社フクダ・アンド・パートナーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:福田 哲也)と共同で「プロロジス郡山プロジェクト」を計画しており、入居企業を募集しています。

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