プロロジスは、2024年4月17日(現地時間)に2024年第1四半期(1月~3月)の決算結果を発表しました。 |
プロロジス(世界本社:米カリフォルニア州サンフランシスコ、NYSE:PLD)は、2024年4月17日(現地時間)に2024年第1四半期(1月~3月)の決算結果を発表しました。
プロロジス会長 兼CEOのハミード R. モガダムは、「大半のマーケットにおいて運営状況は健全ですが、カスタマーは引き続きコストコントロールに注力していて、このことが賃借の意思決定やリーシングのペースに影響を及ぼしています。ボラティリティが高く持続的に高い金利環境下と、地政学的懸念の高まりが相まって、意思決定の躊躇や短期的な新規需要量の低下につながっています。比較的緩やかな動きになるであろう向こう3か月から6か月の間の事業環境に備えながら、当社のファンダメンタルズについては引き続き強いものと見ています。」と述べました。
最高財務責任者のティモシー D. アーントは、「我々はこれまで通り、あらゆる事業環境に備えた強固な財務基盤の構築・維持を事業方針としています。当社の資金流動性は第1四半期末時点で60億ドル近くに達しており、LTVは低く、事業利益は為替変動の影響から可能な限り切り離されています。今期の借り入れとストラテジックキャピタルにおける資金調達は、資金調達主体としての当社の強さと高い評価を表すとともに、資金ストラクチャーの最適化のために当社がグローバルに資金調達可能であることを表しています」と述べました。
【2024年第1四半期(1月~3月)の実績】 | 2024 | 2023 |
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1株当たり純利益 | 0.63ドル | 0.50ドル |
1株あたりのコアFFO* | 1.28ドル | 1.22ドル |
運営中施設平均稼働率 | 96.8% | 98.0% |
賃貸契約締結 | 約447万㎡ | 約461万㎡ |
既存施設契約更改率 | 74.3% | 77.2% |
既存施設におけるリース契約時の実質賃料上昇率 | 55.5% | 53.6% |
同一施設NOI上昇率 (プロロジス持分) | 5.7% | 11.4% |
- 約2億9,901万ドル(約451億5,200万円)の投資〔新規開発〕
- 約2億8,641万ドル(約432億4,800万円)の新規開発スタート
- 約1,260万ドル(約19億365万円)の物流施設を取得
- 約5億3,659万ドル(約810億2,600万円)の物流施設を安定稼働へ
- 約2億8,859万ドル(約435億7,700万円)の物流施設・開発用地を売却またはファンド移管
(安定稼働後のキャップレートは4.8%)
修正前 | 修正後 | |
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1株あたりの純利益 | 3.20~3.45 ドル | 3.15~3.35ドル |
1株あたりのコアFFO | 5.42~5.56ドル | 5.37~5.47ドル |
施設平均稼働率 | 96.50%~97.50% | 95.75%~96.75% |
同一施設のNOI上昇率 (プロロジス持分) | 8.00%~9.00% | 6.25%~7.25% |
ストラテジックキャピタル からの収益 (ファンド運営からの 手数料収入を含む) | 4億5,000万ドル~4億7,000万ドル | 4億5,000万ドル~4億7,000万ドル |
一般管理費 | 4億2,000万ドル~4億4,000万ドル | 4億1,500万ドル~4億3,000万ドル |
保有物流施設の安定稼働化 | 40億ドル~44億ドル | 40億ドル~44億ドル |
開発着手 | 35億ドル~40億ドル | 30億ドル~35億ドル |
物流施設の取得 | 7億5,000万ドル~12億5,000万ドル | 7億5,000万ドル~12億5,000万ドル |
物流施設・開発用地の売却 | 10億ドル~15億ドル | 10億ドル~15億ドル |
物流施設の移管 | 25億ドル~30億ドル | 25億ドル~30億ドル |
開発利益 | 3億ドル~4億ドル | 3億ドル~4億ドル |
*1米ドル=151円換算
※ 本資料は2024年4月17日(現地時間)に世界本社で発表したリリースの抄訳です。