プロロジスパーク八千代2(イメージ|9664)
「プロロジスパーク八千代2」完成予想図

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役会長 兼CEO:山田 御酒)は、本日、千葉県八千代市において、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代2」の起工式を執り行ったと発表しました。2025年春竣工予定です。

起工式には、設計・施工を担当する大成建設株式会社 副社長執行役員 営業総本部長 土屋 弘志 氏をはじめ関係者の方々、監修を担当した株式会社フクダ・アンド・パートナーズ 取締役 専務執行役員 営業支援本部長 小野 敬則 氏をはじめ関係者の方々、プロロジスからは山田御酒らが参列し、工事の無事と事業の発展を祈願しました。

「プロロジスパーク八千代2」は、ダブルランプウェイを備えた延床面積約110,000㎡のマルチテント型物流施設として計画しています。免震構造を採用し、食品や流通、精密機器、Eコマースなど幅広い業種を想定して入居企業を募集しています。

■ 「プロロジスパーク八千代2」の立地

開発地は、首都圏物流の大動脈である国道16号から約2kmと至近に位置し、東京都市圏の消費地および関東広域への配送にも最適な立地となっています。

自動車20分圏内には20万人が居住し、周辺には複数の住宅街が立地しています。京成本線「勝田台」駅および東葉高速鉄道「東葉勝田台」駅より、当地までバスで15分とアクセスしやすく、従業員雇用にも有利な環境です。隣接地のバス操車場の整備に伴い、さらなる通勤利便性向上が期待できます。
また、良好な地盤にあり、ハザードマップにおいても、地震時の液状化や大雨による浸水が想定されないエリアに位置し、防災面でも優れた立地です。

■ もえぎ野自治会との協働によるまちづくり

「プロロジスパーク八千代2」は、大成建設による宅地開発事業地「八千代もえぎ野」に新たに造られた「もえぎ野複合業務地区」に開発されます。「八千代もえぎ野」はもともと2001年から大規模住宅分譲地としてまちづくりが進められてきた住宅用地でしたが、もえぎ野自治会協力のもと大成建設とプロロジスのパートナーシップにより、商業・産業用地として開発された。周辺地域のにぎわいと活性化が期待されています。

「プロロジスパーク八千代2」隣地で、22年10月に完成したマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代1」は、国分首都圏株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:南 博貴)や大手3PL会社などと賃貸借契約を締結し契約率はすでに90%を超えています。

「プロロジスパーク八千代1」では、もえぎ野自治会からの要望もあり、プロロジスと国分首都圏株式会社が協力してもえぎ野住民に向けたお披露目会を今年3月に実施しました。そこで行われたパート募集先行案内がきっかけで、すでに多くの住民が働き始めているなど、地域の雇用拡大が進展しています。

また、「プロロジスパーク八千代1」は、22年11月に八千代市と「災害時等における施設利用の協力に関する協定」を締結しました。災害発生時には、同市の要請に応じて施設の一部を物資集積場所及び車中泊避難場所として提供します。

同地区には、給食センターが既に稼働していて、今後はバスの操車場、商業施設、が予定されています。「プロロジスパーク八千代2」も、雇用創出などにより地域活性化の一助となることを目指しています。

「もえぎ野複合業務地区」全体図(6436)
「もえぎ野複合業務地区」全体図(6436)


   
■ 「プロロジスパーク八千代2」計画概要

「プロロジスパーク八千代2」は、約47,500㎡の敷地に地上6階建て、延床面積約110,000㎡のマルチテント型物流施設として開発されます。入居企業の事業継続性に寄与することをめざし、免震構造を採用。1~5階はノンブレース構造となっており、大型マテハンや自動倉庫の導入など次世代の多様な物流オペレーションに対応可能な計画となっています。

ダブルランプウェイを備え、上り下り専用のランプウェイにより一方通行のトラック動線を確保しています。1~5階にトラックが直接着車できるバースを備え、5・6階は保管効率を重視したメゾネット形式とします。最大約15,000㎡のワンフロアオペレーションが可能で、効率的な物流オペレーションをサポートします。

各階トラックバースの間口は11mスパンを採用し、4t以下のトラックであれば、1スパンに3台の着車が可能となります。敷地内には、17台分のトラック待機場と289台の乗用車駐車場を整備します。また、施設内には、コンビニエンスストアや休憩スペースを設け、働く方が憩い、くつろぐことができる快適な場を提供します。

2024年4月からは、「プロロジスパーク八千代1」からの特別高圧電力の供給が開始される予定であり、これにより、冷凍冷蔵倉庫、大規模なマテハンや自動倉庫の導入、館内全域への空調設備など、大容量の電気を使用する用途への対応も可能となります。

BCP(事業継続計画)の一環として、プロロジスの標準仕様である緊急地震速報システムや衛星電話の導入に加え、停電時でも共用部の電力を72時間程度維持する非常用発電機を備えるほか、「プロロジスパーク八千代1」の井水浄化設備を利用して断水時にもトイレ用水を確保する計画です。

屋根面には2メガワットの太陽光パネルを設置予定で、環境に配慮した施設づくりを目指します。

「プロロジスパーク八千代2」計画概要
名称  プロロジスパーク八千代2
開発地  千葉県八千代市保品字蕨谷1803-7
敷地面積 約47,500㎡(約14,300坪)
計画延床面積 約110,000㎡(約33,400坪)
構造 地上6階建、(柱RC造、梁S造)、免震構造
着工  2023年9月
竣工予定  2025年春

■ 千葉県内のプロロジスパーク

千葉県においては、これまでに 「プロロジスパーク千葉1・2」、「プロロジスパーク八千代1」など 22棟の物流施設を開発してきました。「プロロジスパーク八千代2」は23棟目となります。 

プロロジスは、今後もお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。

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