プロロジス(世界本社:米カリフォルニア州サンフランシスコ、NYSE:PLD)は、2023年7月18日(現地時間)に2023年第2四半期(4月~6月)の決算結果を発表しました。
プロロジス会長 兼CEOのハミード R. モガダムは、「当社の世界最高水準のグローバルポートフォリオおよび、既存契約賃料と現在のマーケット賃料との開きによる非常に大きな賃料上昇余地から、今後数年におよぶ業界随一の成長が予見できます。記録的な業績の継続はその証であると言えます。さらに、当社の規模とカスタマー中心の戦略により、ストラテジックキャピタルとプロロジス・エッセンシャルズに付随するビジネスチャンスを新たに切り拓くことができます。」と述べました。
最高財務責任者のティモシー D. アーントは、「当社の優れたバランスシートにより、他社に追随を許さないほど世界中の債券市場における資金調達が可能になっています。そのため、当社の開発中物件への資金供給が可能となり、競合他社の多くにとっては限界に達しているマーケットにおいても追加投資をすることもできます。これらの投資機会と、380億ドル相当の開発余力が、長期におよぶ内部成長を一層確実なものにしています。」と述べました。
【2023年第2四半期(4月~6月)の実績】 | 2023年第2四半期 | 2022年第2四半期 |
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1株当たり純利益 | 1.31ドル | 0.82ドル |
1株あたりのコアFFO | 1.83ドル | 1.11ドル |
運営中施設平均稼働率 | 97.5% | 97.6% |
賃貸契約締結 | 約402万㎡ | 約476万㎡ |
既存施設契約更改率 | 70.5% | 78.6% |
既存施設におけるリース契約時の実質賃料上昇率 | 63.5% | 36.1% |
同一施設NOI上昇率 (プロロジス持分) | 10.7% | 8.2% |
- 約5億4,110万ドル(約779億1,900万円)の投資〔新規開発〕
- 約3億7,271万ドル(約536億7,100万円)の新規開発スタート
- 約1億6,838万ドル(約242億4,787万円)の物流施設を取得
- 約8億1,224万ドル(約1,169億6,300万円)の物流施設を安定稼働へ
- 約7億1,614万ドル(約1,031億2,400万円)の物流施設・開発用地を売却またはファンド移管
【2023年のガイダンス(収益予想)】 |
修正前
|
修正後
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1株あたりの純利益 |
3.10 ~ 3.25 ドル
|
3.30 ~ 3.40 ドル
|
1株あたりのコアFFO |
5.42 ~ 5.50 ドル
|
5.56 ~ 5.60 ドル
|
施設平均稼働率 |
97.00% ~ 97.50%
|
97.00% ~ 97.50%
|
同一施設のNOI上昇率(プロロジス持分) |
9.00% ~ 9.75%
|
9.50% ~ 10.00%
|
ストラテジックキャピタルからの収益 (ファンド運営からの手数料収入を含む) |
8億9,500万ドル~9億1,000万ドル
(約1,288億8,000万円~1,310億4,000万円) |
9億9,500万ドル~10億500万ドル
(約1,432億8,000万円~1,447億2,000万円) |
一般管理費 |
3億8,000万ドル~3億9,000万ドル
(約547億2,000万円~561億6,000万円) |
3億8,000万ドル~3億9,000万ドル
(約547億2,000万円~561億6,000万円) |
保有物流施設の安定稼働化 |
30億ドル~34億ドル
(約4,320億円~4,896億円) |
30億ドル~34億ドル
(約4,320億円~4,896億円) |
開発着手 |
30億ドル~35億ドル
(約4,320億円~5,040億円) |
30億ドル~35億ドル
(約4,320億円~5,040億円) |
物流施設の取得 |
5億ドル~10億ドル
(約720億円~1,440億円) |
5億ドル~10億ドル
(約720億円~1,440億円) |
物流施設の移管 |
9億ドル~13億ドル
(約1,296億円~1,872億円) |
9億ドル~13億ドル
(約1,296億円~1,872億円) |
物流施設・開発用地の売却 |
17億5,000万ドル~22億5,000万ドル
(約2,520億円~3,240億円) |
17億5,000万ドル~22億5,000万ドル
(約2,520億円~3,240億円) |
開発利益 |
3億ドル~4億ドル
(約432億円~576億円) |
3億ドル~4億ドル
(約432億円~576億円) |
*1米ドル=144円換算
※ 本資料は2023年7月19日(現地時間)に世界本社で発表したリリースの抄訳です。