米国主要マーケットの施設の取得に加え、500社超の新規カスタマーとの取引を開始予定

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(NYSE:PLD)は、  プロロジスとデューク・リアルティ社(Duke Realty Corporation, NYSE:DRE)の株主の承認を得た上で、デューク・リアルティ社の全株式の取得を完了したと発表しました。評価額は債務引き受け分を含みおよそ230億米ドル(約3兆3,350億円*1)となり、今回の取引によりプロロジスの米国内の主要マーケットにおける展開がさらに拡大されます。

■ 本取引のハイライト

プロロジスはこれまでも新たな資産を自社のビジネスに統合し、物流不動産プラットフォームを拡大することにより、カスタマーにさらなる価値を提供し続けています。今回のデューク・リアルティ社から取得したポートフォリオの概要は下記の通りです。

  • 南カリフォルニア、ニュージャージー、南フロリダ、ダラスおよびアトランタを含む米国内19の主要 マーケットに立地する約1,320万平方メートル(約480棟)の稼働中の物流施設
  • 約65万平方メートルの開発中の物流施設および約158万平方メートルの開発用地
  • 500社以上の新規カスタマー

なおプロロジスは、今回の買収の手続きの完了と同時に、デューク・リアルティ社の会長 兼 CEOで  あるジェームス コナーをプロロジスの取締役会メンバーに任命したことも発表しました。

■ 世界規模の物流不動産と物流関連ソリューションを提供

今日、世界中で2.2兆米ドル(約319兆円*1)以上の食料品、医薬品をはじめとした日常生活に不可欠な品物がプロロジスの物流施設を経由して流通しています。Eコマースや一般的な消費の増加が続き、 人口集積地に立地する高品質な物流施設の需要も高まっています。

今回の買収により、プロロジスは米国内の主要な地域で存在感を増すと同時に、コンテナによる輸送の米国第4位のジョージア州サバンナへの進出を果たすことになります。米国内の主要な物流ハブへの進出拡大により、プロロジスはカスタマーの要望により的確にお応えする体制が整うことになります。

プロロジスはデューク・リアルティ社のカスタマーに対し、プロロジス・エッセンシャルズ*2の提供を含む、現代の物流施設でカスタマーが必要としている様々なソリューションやサービスも提供してまいります。

*1  1米ドル=145円換算
*2  プロロジス・エッセンシャルズ:プロロジスおよびプロロジスの協業企業が、物流現場で必要とされる物品やサービスを提供する取り組み。米国においては、物流施設内で使用するラックやマテハン等をカスタマーに代わって調達することで、カスタマーの手間やコスト削減をサポートしている。
>※ 本資料は2022年10月3日(現地時間)に世界本社で発表したリリースの抄訳です。

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