宮野医療器・大手3PLとの賃貸契約により、竣工前に契約率100%
「プロロジスパーク神戸3」(中央)、
稼働中の「プロロジスパーク神戸」(左)および「プロロジスパーク神戸2」(右奥)
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都 千代田区丸の内、代表取締役会長兼CEO: 山田 御酒)は、本日、兵庫県神戸市において「プロロジスパーク神戸3」の竣工式を執り行ったと発表しました。
「プロロジスパーク神戸3」は、医療機器商社である宮野医療器株式会社(本社:兵庫県神戸市)および国内大手3PLと賃貸借契約を締結済みです。宮野医療器は、既存拠点の集約において「プロロジスパーク神戸3」の関西中心部へのアクセス利便性や、防災性の高い立地を評価し入居を決定。神戸市や大阪市を中心とする関西の医療機関への配送拠点として利用する予定です。
竣工式には、宮野医療器株式会社 代表取締役社長 宮野 哲 氏をはじめ入居予定企業関係者の方々、設計・施工を担当した五洋建設株式会社 代表取締役社長 清水 琢三 氏をはじめ関係者の方々、プロロジスからは代表取締役会長兼CEOの山田 御酒らが参列し、施設の完成を祝いました。
■ 「プロロジスパーク神戸3」 立地
「プロロジスパーク神戸3」は、神戸市内陸部の「神戸テクノ・ロジスティックパーク」内に開発されました。同パーク内では「プロロジスパーク神戸」をはじめとする3つのBTS型物流施設と、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク神戸5」がいずれも満床で稼働中です。
「プロロジスパーク神戸3」は、山陽自動車道「神戸西IC」より至近に立地しています。山陽自動車道を経て近畿・中四国をはじめ全国に広がる広域幹線網にも直結しており、西日本広域をカバーできる戦略的な物流拠点です。また、JR「三ノ宮駅」、神戸市営地下鉄「西神中央駅」からのバスもあり、従業員にとっても交通の便が良い立地です。さらに、神戸市内陸部の丘陵地帯に位置しているので津波等の災害リスクがなく、地盤が強固なため、防災性に優れています。
■ 「プロロジスパーク神戸3」 概要
「プロロジスパーク神戸3」は、約20,000㎡の敷地に、地上4階建て、1階・2階・3階にトラックバースを備えた延床面積約46,000㎡のマルチテナント型物流施設として開発されました。スロープを利用して2階・3階へコンテナトレーラーが直接アクセスできる仕様とし、効率的な物流オペレーションを可能としています。3・4階に入居予定の宮野医療器は倉庫内の自動化を予定しており、4階の一部を吹き抜けとすることで、自動倉庫システムの導入をサポートしました。
自家用車での通勤が多い地域特性を考慮し、敷地の高低差を利用した半地下部分も活用することで「神戸テクノ・ロジスティックパーク」内最多規模の約200台分の駐車スペースを確保。入居企業のスムーズな雇用確保をサポートします。
BCP(事業継続計画)にも配慮し、「神戸テクノ・ロジスティックパーク」内の弊社防災拠点施設として防災活動を実施できるよう非常時の発電機及び燃料オイルタンクを設置しました。これにより、防災センターや入居企業の事務所エリアなどの主要機能へ最大約7日分の電力供給が可能となります。また、緊急地震速報、衛星電話、非常用貯水槽を整備しました。貯水槽には14日分のトイレ用水を確保し、断水時の事業継続を支援します。
環境負荷低減の一環として、全館に人感センサー付きLED照明を採用し、中でも倉庫には、通常のLED照明比で電力使用量を半減できる高天井用センサー付きインテリジェントLED照明(プロロジス共同開発)を設置しました。屋根面には約750キロワットの太陽光発電設備を設置し、建物竣工と同時に運転開始の予定です。これらの取り組みにより、CASBEE(建築環境総合性能評価システム) AランクおよびBELS(建築物省エネルギー性能表示制度)を取得予定です。
「プロロジスパーク神戸3」概要 | |
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名称 | プロロジスパーク神戸3 |
所在地 | 兵庫県神戸市西区見津が丘4丁目11番5 |
敷地面積 | 19,225.00㎡(約5,815.56坪) |
延床面積 | 45,679.37㎡(約13,818.01坪) |
構造 | 地上4階建、鉄骨造 |
着工 | 2021年4月 |
竣工 | 2022年6月 |
■ 関西地区のプロロジスパーク
関西地区では、「プロロジスパーク猪名川1・2」など現在19棟*の物流施設を運営中です。
プロロジスは、今後もお客様のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。