延床面積約198,000㎡、プロロジス世界最大級の施設として開発着手
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都 千代田区丸の内、代表取締役社長:山田 御酒)は、このたび兵庫県川辺郡猪名川町で開発計画を進めているマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク猪名川1」において、工業用間接資材の通信販売大手、株式会社MonotaRO(本社:兵庫県尼崎市、代表執行役社長:鈴木雅哉、以下MonotaRO)と約130,000㎡の賃貸契約を締結したことを発表しました。
MonotaROはプロロジスのリピートカスタマーであり、ビジネスの拡大に伴うスペース拡張のため「プロロジスパーク猪名川1」への入居を決定しました。6階建ての施設のうち4フロアを使用する予定です。同社は、新施設の選定において災害時の事業継続性を重視し、免震構造を採用する同施設を高く評価しています。また、施設内の一部に無人搬送ロボットやマテハンを導入して自動化を進める計画で、設備機器をレイアウトしやすいワンフロア当たりの広さも評価されました。
■ 施設計画概要 : 2020年5月に着工予定、プロロジス世界最大級の物流施設
プロロジスは、約450,000㎡の敷地に、物流施設の集積パークとして「プロロジス猪名川プロジェクト」を計画、造成工事を進めており、「プロロジスパーク猪名川1」は、敷地内の第一棟目の物流施設として2020年5月の着工を予定しています。延床面積約198,000㎡、6階建てのマルチテナント型施設として計画し、免震構造を採用する計画です。同施設は、プロロジスが事業を展開する世界19ヵ国において最大級の建物となります。
「プロロジス猪名川プロジェクト」全体では、環境に配慮して事業区域の30%の緑地を保全するほか、周辺住民の方や施設で働く方が利用できる約4,000㎡の公園や、ドクターヘリの発着や災害時の消防活動拠点・避難拠点として活用可能な約8,000㎡の防災広場を整備し、猪名川町へ提供します。6月18日には猪名川町と「猪名川町産業拠点地区における防災に関する基本協定書」を締結し、官民一体となった安心・安全の町づくりに取り組んでいます。(6月19日当社プレスリリースにて発表)
■ 開発地 :「川西IC」至近、西日本全域への広域配送が可能な物流適地
開
発地は、兵庫県川辺郡猪名川町南部に位置しています。開発地から約2kmの地点に新名神高速道路 「川西」ICが開通し、大阪市内への配送に加えて、京都方面から広島方面まで西日本各地へ効率的にアクセスが可能な立地です。当地に先進的物流施設の一大集積拠点を開発することで、多様な業種の事業者へ、西日本全域をカバーできるあらたな物流ハブを提供します。
猪名川町は大阪・神戸のベッドタウンとして機能しており、開発地周辺には労働人口が多く、施設内の働き手確保の点からも有利な立地と言えます。
「プロロジスパーク猪名川1」計画概要
名称 | プロロジスパーク猪名川1 |
開発地 | 兵庫県川辺郡猪名川町肝川・差組地内 |
開発区域面積 | 約452,000㎡(約137,000坪)(プロジェクト全体) |
計画延床面積 | 約198,000㎡(約60,000坪) |
構造 | 6階建て(免震構造) |
着工予定 | 2020年5月 |
竣工予定 | 2021年11月末 |
特設サイト | https://inagawaproject.com/ |
■ 関西地区のプロロジスパーク
関西地区では、「プロロジスパーク京田辺」や「プロロジスパーク茨木」など現在14棟の物流施設を運営中です。兵庫県神戸市では「プロロジスパーク神戸3」「プロロジスパーク神戸5」を計画中であり、入居企業を募集しています。
プロロジスは、今後もお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。