プロロジスが提供するコンサルティングサービス「クイック物流相談」。株式会社折兼物流は同サービスを1年半利用されました。梱包改善、商品マスタの整備やレイアウト変更を行い、業務の改善に繋げることができたといいます。

「クイック物流相談」ご利用事例

株式会社折兼物流は、包材商社の株式会社折兼が2020年に物流部門を分割し、設立した企業です。食品包装資材を中心とした商品の発注や配送、ロケーション管理を行っています。東海地方にある物流施設で1年半の「クイック物流相談」の利用を終えた同社中部物流部、通販守山センター所長の六鹿 大助様にお話を伺いました。

サービスを活用し始めた2022年末はコロナ禍で衛生商品の需要が高まり、倉庫がキャパオーバーする恐れがあったため、「庫内の自動化」が喫緊の課題でした。無人搬送車(AGV)や新たなマテハン設備の導入の検討をしていたのですが、投資額が大きく、慎重に進める必要があったことから、専門的助言を仰ぐことにしました。

「クイック物流相談」に決めたのは、一般的なコンサルティングサービスと比べてコスト面で優しく、敷居が低いと感じたからです。また、ウェブ会議システムを用いて隔週に一度定例会議を行うので、移動時間を節約しながら無理のない範囲で課題を改善できると判断しました。

株式会社折兼物流 六鹿様(6442)
株式会社折兼物流 中部物流部 通販守山センター所長 六鹿 大助様

サービスを進めていくなかでコロナ禍が下火となり、私たちの課題も「自動化」から「生産性の向上」に変わりました。そんな私たちに対し、プロロジスは臨機応変に「どうすれば成果が出るか」、「検証方法をどうするか」、「次はこうやってみましょうか」と、状況を整理してくれました。

作業効率化を進めるうえで紹介いただいた、庫内業務の可視化アプリ「ロジメーター」 は大いに役に立ちました。このアプリを用いると、入出荷業務終了後すぐに作業実績を振り返られるようになります。

株式会社折兼物流(イメージ|9654)

「ロジメーター」を用いて明らかになった自社の作業データは、プロロジスのコンサルティングチームが他事例の数値等と比較しながら評価してくれます。他社の数値は相談しなければ分かり得ない数値なので、とてもありがたかったです。このような壁打ちを繰り返すことで、梱包の改善や商品マスタの整備、ロケーション変更のレイアウトの改善をすることができました。

1年半お世話になりましたが、マテハン機器メーカーや3PL会社とは異なった視点からの客観的な提案をいただけたと思っています。プロロジスの皆様は、色々な知識や情報を持っていて、「プロロジス=単なる物流倉庫の会社」というイメージは、良い意味で崩れました。また課題が出てきたら、相談させていただきたいと思います。

ロジメーター(Logimeter)

プロロジスとITスタートアップである株式会社KUNRANDO(東京都品川区)が共同開発した、庫内オペレーションの効率化を支援するクラウドサービス。作業内容をタブレットに登録することで、作業進捗をリアルタイムで把握可能。業務内容やリソース、人員配置までの全てを一元管理して生産性を分析することで、簡単に作業改善を実現できる。

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