企業・業種の垣根を超え共同輸送の情報交換ができる場所を提供
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役会長 兼CEO:山田 御酒)は、物流業界の課題のひとつである共同輸送への取り組みを促進し、持続可能な物流インフラの実現を目指すワークショップ「共同輸送コミュニティ」を開催したことを発表しました。
「共同輸送コミュニティ」とは、荷主企業の実務責任者が参画し、企業・業種の垣根を越えて、共同輸送を実現するために必要な情報交換や、成功・失敗事例の共有をする場です。
物流業界においては、2024年問題やドライバー不足といった問題、ESG経営のために環境負荷低減への取り組みが喫緊の課題となっています。共同輸送はこれらの課題解決に寄与する施策のひとつであると認識されていますが、実際に高効率な共同輸送を実現するにはさまざまな課題や障壁があり、円滑に実現できていない現状があります。
プロロジスは2018年より提供している「コンサルティングサービス」を通じて、カスタマーである物流企業や荷主企業の具体的な物流課題と向き合ってきました。共同輸送については、実施に向けて当事者間で調整を進めることは難しく、中立的・第三者的立場で旗振りを行う役割が求められていることを踏まえ、各社が抱える悩みや課題を顕在化させる場として「共同輸送コミュニティ」の開催に至りました。
「共同輸送コミュニティ」には、プロロジスのカスタマー企業である食品・飲料メーカーや、電化製品メーカー・卸、教育・玩具メーカーなどに勤務する7社8名の実務責任者が参加しています。月に1度、全6回のワークショップでは、共同輸送のスペシャリストを講師に迎え、知識の習得や参加メンバー同士の課題の共有、実践と個別フォローの機会を提供します。さらに、コミュニティの参加中だけでなく、その後も物流の未来について語り合い、切磋琢磨できる人的ネットワークの形成に寄与することを目指しています。
「共同輸送コミュニティ」ワークショップカリキュラム | ||
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第一回 | オリエンテーション | メンバー自己紹介/共同輸送マッチングの心得 マッチングに向け揃える情報 |
第二回 | プロフィールを準備する | 共同輸送マッチングシステムの登録・利用方法 |
第三回 | マッチングするコツを学ぶ | マッチング状況の各自発表/ディスカッション |
第四回 | マッチング後の業務を知る (ケーススタディ1) |
外部講師による事例紹介/ディスカッション |
第五回 | 運用開始後の障壁と対策 (ケーススタディ2) |
外部講師による事例紹介/ディスカッション |
第六回 | クロージング | 講座を通しての学び、自社の変化について発表 |