物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内)は、このたびコープ東北サンネット事業連合専用物流施設「プロロジスパーク富谷3」の竣工式を宮城県富谷町の同施設内で執り行いました。
竣工式には、入居するコープ東北サンネット事業連合 宮本 弘(ひろむ) 理事長兼専務理事をはじめ関係者の方々、行政からは若生(わこう)裕俊 富谷町長をはじめ関係者の方々、設計・監理を担当した株式会社フクダ・アンド・パートナーズ 福田 哲也 代表取締役社長をはじめ関係者の方々、施工を担当した西松建設株式会社 近藤 晴貞 代表取締役社長をはじめ関係者の方々、プロロジスからは代表取締役社長 山田 御酒らが参列し、施設の完成を祝いました。
■ 開発地
「プロロジスパーク富谷3」は、仙台市に隣接する宮城県黒川郡富谷町、東北自動車道 泉インターチェンジから1km地点、富谷ジャンクションから3km地点に位置しており、青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県、の東北6県をカバーできる物流拠点となっています。
また、プロロジスが2011年に開発したみやぎ生活協同組合の専用物流施設である「プロロジスパーク富谷2」の隣地に位置しています。仙台地下鉄南北線の泉中央駅から3.7km地点にあり、通勤の利便性も高く、宮城県内陸部の地盤が強固な地域にあるため防災性にも優れています。
■ 施設概要
「プロロジスパーク富谷3」は、約28,700平方メートルの敷地に延床面積約43,000平方メートルの地上3階建の専用物流施設として開発しました。1階と2階にトラックバースを設け、40フィートコンテナトレーラーが2階へ直接乗り入れることができるようスロープを設置しました。あわせて各階に垂直搬送設備を設け、効率的な物流オペレーションが可能な仕様としました。
また、事業継続性を重視し、非常時用の自家発電装置を導入しました。さらに、全館にLED照明を採用し、物流施設屋根面へ太陽光発電システムを設置するなど、環境に配慮した施設となっています。同施設は、竣工後すでにコープ東北サンネット事業連合がプロロジスより取得し、稼働に向けて準備を進めています。コープ東北サンネット事業連合は、同施設の正式名称を「コープ東北ドライ統合物流センター(CTDC)」とし、宮城県内に所有するドライセンターを集約統合させ、さらなる物流の効率化を実現させます。
■ 東北地区のプロロジスパーク
東北地区においては、「プロロジスパーク岩沼1」「プロロジスパーク多賀城」を運営中であり、「プロロジスパーク仙台泉」を開発中です。
プロロジスは、引き続き日本の各地域においてお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。
「プロロジスパーク富谷3」 概要
名称 | プロロジスパーク富谷3 |
所在地 | 宮城県黒川郡富谷町 |
敷地面積 | 28,706.10㎡ (8,683.60坪) |
延床面積 | 42,970.60㎡ (12,998.61坪) |
構造 | RC造、S造 地上3階建 |
着工 | 2014年5月 |
竣工 | 2015年5月 |