物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(NYSE: PLD、日本本社:東京都千代田区丸の内)は、米国の商業動産開発における5つのトレンドについて、あらたな調査結果を発表しました。
このたびプロロジスリサーチが発表した「あらたな供給パラダイム:不動産開発における5つのトレンド」では、開発が以前よりも規律に基づいたサイクルで行われている理由について、以下の5つの要因を指摘しました。
- 集約と組織化: 開発の中心的な担い手が、より大きな企業に移行
- リスク回避・管理姿勢の高まり: エクイティと融資の両面において、開発会社のリスク許容に対する態度が変化
- 融資におけるあらたな制約: 融資規則の強化と、金融機関との取引実績を重視した融資や、規模・信用力等に優れた大手企業を優先する融資姿勢の変化
- 人材不足: 不動産開発の知識とスキルを有する専門人材が不足
- 業界情報の入手が容易に: 機会やリスクに関する情報をリアルタイムに入手可能に
2008年の金融危機によって、米国での商業不動産の開発着手は保守的になりました。開発の中心的担い手は、以前よりも規律あるスタンスで開発に臨むことでマーケットの変化に柔軟に対応していると言えます。
※本資料は、2015年11月19日(現地時間)に米国で発表された英文プレスリリースの抄訳です。