~南カリフォルニアのNPO団体EXPとパートナーシップを締結~
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(NYSE:PLD)は、このたび「コミュニティ・ワークフォース・イニシアティブ」(以下、「CWI」)を発足したことを発表しました。
「CWI」は、プロロジスのカスタマーサービスの更なる向上と、地域社会の活性化に向けた取り組みです。物流や流通、運送業界において人手不足が顕著となる中、プロロジスは地域の職業斡旋プログラムと連携して、物流業界への就職希望者に就職斡旋サービスを提供するとともに、メンターシップやスキルアップトレー二ング、インターンシッププログラムを提供します。
プロロジスは「CWI」パートナーシップを通して、カスタマーの雇用確保や人材ネットワーク拡大の取り組みをサポートし、カスタマーへ貢献するだけでなく、地域経済の活性化や雇用機会創出にも寄与していきます。
「CWI」の最初のパートナーは、高校生と高成長事業を仲介する南カリフォルニア州のNPO団体EXPであり、プロロジスと協働し「EXPインターンシッププログラム」の提供を開始します。このプログラムでは、ロサンゼルス港やロングビーチ周辺地域の高校生160名に対して職業インターンシップを提供、参加者はプロロジスの知見を盛り込んだ職業訓練ワークショップや、業界幹部による進路指導を受けることができます。
今回の取り組みは、プロロジスが長年にわたりサポートしてきたEXPのキャリアベース教育プログラムを更に進化させたものであり、過去には、プロロジスのカスタマーであるノヴァ・トランスポテーション・サービス社や郵船ロジスティクス社、エンデバー社などがEXPのインターンシップに協力してきました。プロロジスの新たなインターンシップ及びメンターシッププログラムは、「CWI」の下で2018~2019年の学年度に実施される予定であり、今後は他の都市にも「CWI」を拡大していきます。
プロロジスの最高法務責任者であるエドワードS. ネクリッツは、「eコマースの成長により、物流、流通、フルフィルメントにおける労働力不足は深刻化しています。EXPとパートナーシップを結び、成長産業である物流業界で若者に有意義なキャリアパスを提供することは、我々のカスタマーや地域社会に良い影響をもたらすでしょう。」と述べました。
EXPのエイミー・グラットCEOは、「貿易、流通、そして物流は、長期にわたって南カリフォルニア経済の原動力となっています。19年間、EXPは若年者を施設管理者や船舶技師、ウェブデザイナーなど、これらの業界における多種多様なキャリアへと結びつけてきました。我々はプロロジスと共に、今日の若者を明日の機会へと繋ぐ架け橋となれることを大変喜ばしく思います。」と述べました。
物流不動産分野は爆発的に成長し、グローバル経済に明らかな影響を与えています。労働省労働統計局によると、2011年以降、毎年平均で4万人もの新しい雇用がこの分野から生み出されており、現在は、100万人以上の人々が物流施設や保管業界で働いています。