物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山田御酒)は、物流スペースマッチングのスタートアップ企業である株式会社souco(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中原久根人、以下souco)と、物流スペースのシェアリングシステム立ち上げに取り組んでいることを発表しました。

soucoは、物流施設・倉庫の空きスペースを抱える企業と、スペースを必要とする企業のマッチングサービスを行うスタートアップ企業であり、業界各社が空きスペースの情報を登録・検索可能なインターネット上のプラットフォームづくりに取り組んでいます。プロロジスは、マッチングのしくみは物流業界全体の発展につながるとみて、支援を決定。物流施設の賃貸方式やスキーム、3PL企業の抱える課題・ニーズなど、物流不動産のパイオニアとして蓄積した知見を還元することで、soucoのビジネスモデル構築を支援します。

soucoは、7月25日より、最小50坪、1カ月単位での賃貸借をマッチングするウェブサイトをプレオープンしました。まずは、プロロジスの空きスペースを掲載し、試験的にマッチング業務を開始します。8月下旬からは同サイトの一般公開を予定しており、一般公開に向けて、プロロジスとsoucoは、物流不動産各社や3PL各社にも空きスペースの登録を呼び掛け、掲載情報の充実化を図ります。

■ 本取り組みの背景と狙い

物流施設を利用する3PL企業や物流事業者にとって、閑散期における余剰スペースの転貸先確保や、繁忙期に短期で賃借できるスペースの確保が課題の一つです。しかし、効率性の高い先進的物流施設は、千坪・年単位で賃貸借されることが多く、余剰スペースの転貸や短期の賃貸借については、3PL企業同士の情報交換に頼らざるを得ないケースがほとんどです。プロロジスはこれまでにも、カスタマーサポートの一環としてこのようなマッチングニーズに対応していましたが、提供できるのはプロロジスが知り得る情報に限られていました。

このような業界の共通課題に対し、プロロジスは、各社の垣根を越えたスペースシェアリングが業界全体のメリットにつながるとして、かねてより実現方法を模索しており、米国本社でもすでに同様の取り組みを始めています。このたび、日本でも共通プラットフォームづくりを推進し、広く参加を促すことで、3PL各社の課題解決をサポートしたいと考えています。

プロロジスはこのたびの取り組み以外にも、米国本社がPlug and Play社と提携しスタートアップ企業の支援に取り組むなど、業界のリーダーとして、物流・SCM分野における先進的技術の開発支援に取り組んでいます。今後も、国内外でカスタマーやパートナーと協働し、新技術やサービスの開発を継続。物流現場のニーズに応える次世代の物流施設のあり方を検討するとともに、業界の発展に寄与することをめざします。

soucoについてwww.souco.space/

株式会社souco(本社:東京都千代田区、代表取締役 中原久根人)は、日本初の物流倉庫のスペースマッチングサービスとして、2016年に創業。ネット上で簡単に倉庫を利用したい企業と貸したい企業をマッチング、必要な時に必要なだけ倉庫スペースを市場に提供することで、物流をよりなめらかにしていくことを目指しております。

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