物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:山田御酒)は、アパレルEC大手の株式会社スタートトゥデイ(本社:千葉県千葉市美浜区、代表取締役社長:前澤友作)と約65,000㎡の賃貸契約を締結し、茨城県つくば市において「プロロジスパークつくば1」の開発に着手することを発表しました。
「プロロジスパークつくば」は、約65,600㎡の土地に、特定企業の専用物流(BTS型)施設2棟からなる物流施設の集積地として、プロロジスが開発を計画していました。このたびの契約により、敷地内における第一棟目として、スタートトゥデイの専用施設「プロロジスパークつくば1」を開発することが決定しました。
スタートトゥデイは、「プロロジスパークつくば」の幹線道路へのアクセスや雇用確保に有利な立地、プロロジスの施設仕様や入居後の運営管理の実績などを評価し、このたびの契約に至りました。「プロロジスパークつくば1」は保管と入出庫機能を備えた物流施設として利用する予定で、同社が扱うアパレル商品の全国への配送拠点のひとつとなります。同社は、千葉県習志野市において「プロロジスパーク習志野4」の一棟すべてを利用するプロロジスのリピートカスタマーです。また、千葉県印西市の「プロロジスパーク千葉ニュータウン」においても入居が決定しています(本日発表)。
■ 開発地
「プロロジスパークつくば1」は、圏央道「つくば中央」ICから約5㎞の地点に開発されます。北関東方面への配送に加えて、常磐道「谷田部」ICから約10㎞に立地するため、都心方面および仙台方面へのアクセス利便性も高いです。本年2月には、圏央道「境古河」IC~「つくば中央」IC間が開通し、都心部から放射状にのびる東名・中央・関越・東北・常磐・東関東の6つの自動車道が接続されました。これにより、都心部を経由することなく東西広域および東日本全域をカバーすることが可能になり、広域戦略拠点としてのポテンシャルの高まりが期待されるエリアとなっています。
開発地周辺には住宅地や大学・研究機関が立地し、働く世代の人口が多く、雇用確保にも有利な環境です。また、つくばエクスプレス線「研究学園」駅より約1.9㎞と近く、通勤利便性も高いです。
■ 施設計画概要
「プロロジスパークつくば1」は、4階建て延床面積約70,000㎡の物流施設として開発されます。1階および3階にトラックバースを設け、スロープで大型車両が3階にアクセス可能な設計とします。敷地内には、自動車通勤を想定し約220台分の駐車場を設けます。
また、快適な作業環境のため、館内は倉庫内を含めて全館空調を導入し、全館LED照明を採用するなど環境負荷軽減にも配慮します。
「プロロジスパークつくば1」計画概要
名称 | プロロジスパークつくば1 |
所在地 | 茨城県つくば市東光台 |
敷地面積 | 約32,800m² |
計画延床面積 | 約70,000m² |
構造 | 地上4階建 |
着工予定 | 2017年8月 |
竣工予定 | 2018年8月末 |
■ 圏央道マーケットのプロロジスパーク
プロロジスは、圏央道の延伸を見据え、埼玉県にマルチテナント型物流施設の「プロロジスパーク川島」「プロロジスパーク川島2」「プロロジスパーク北本」「プロロジスパーク吉見」「プロロジスパーク東松山」(2018年2月竣工予定)、BTS型施設3棟からなる茨城県の「プロロジスパーク古河」と、新たな物流適地にいち早く施設を開発してきました。「プロロジスパークつくば」についても、本年3月の「境古河」IC~「つくば中央」IC間の開通に合わせた新たな好適地として開発を計画していました。茨城県内では、「プロロジスパーク常総」、「プロロジスーク古河」に次ぐ開発です。
■ プロロジスの専用物流(BTS型)施設
プロロジスは、これまでに「プロロジスパークつくば1」を含め、全国に35棟のBTS型施設を開発してきました。また、「プロロジスパーク海老名2」「プロロジスパーク神戸3」「プロロジスパーク神戸4」などのBTS型施設の開発を計画中であり、入居企業を募集しています。
プロロジスは、今後もお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。