プロロジスは、2024年7月17日(現地時間)に2024年第2四半期(4月~6月)の決算結果を発表しました。 |
プロロジス(世界本社:米カリフォルニア州サンフランシスコ、NYSE:PLD)は、2024年7月17日(現地時間)に2024年第2四半期(4月~6月)の決算結果を発表しました。
プロロジス会長 兼CEOのハミード R. モガダムは、「従業員の尽力と高品質な物流不動産によって、当社は引き続き業界内で最も優れた業績を維持しています。カスタマーの需要は抑制されたままですが改善してきていて、供給予定が縮小しているためこの傾向は継続するとみています。その間、当社の第一級のグローバルポートフォリオは、NOI成長余地の恩恵を受け続けます。また、データセンターやエネルギー事業による成長機会があるため、将来的成長に非常に自信を持っています。」と述べました。
最高財務責任者のティモシー D.アーントは、「当社は依然として財務的に強い立場から事業運営を行っています。EBITDA有利子負債倍率は5倍以下であり、また65億ドル近い流動性を備えています。データセンターやエネルギー事業を含め、幅広い成長機会に投資しています。さらに、期中にプロロジスやその運営するファンドにおいて12億ドルの負債による資金調達を実施したことに加え、10億ドルのコマーシャル・ペーパー(短期の無担保約束手形)プログラムを開始しました。これによって、米国における短期の借入コストがすでに60ベーシスポイント(0.60%)以上削減されています。」と述べました。
【2024年第2四半期(4月~6月)の実績】 | 2024 | 2023 |
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1株当たり純利益 | 0.92ドル | 1.31ドル |
1株あたりのコアFFO* | 1.34ドル | 1.83ドル |
運営中施設平均稼働率 | 96.1% | 97.5% |
賃貸契約締結 | 約433万㎡ | 約402万㎡ |
既存施設契約更改率 | 73.2% | 70.5% |
既存施設におけるリース契約時の実質賃料上昇率 | 62.7% | 63.5% |
同一施設NOI上昇率 (プロロジス持分) | 7.2% | 10.7% |
- 約7億1,662万ドル(約1,146億6,000万円)の投資〔新規開発〕
- 約3億2,349万ドル(約517億5,900万円)の新規開発スタート
- 約3億9,312万ドル(約629億円)の物流施設を取得 - 約21億3,224万ドル(約3,411億5,900万円)の物流施設を安定稼働へ
- 約10億5,167万ドル(約1,682億6,800万円)の物流施設・開発用地を売却またはファンド移管(安定稼働後のキャップレートは5.8%)
修正前 | 修正後 | |
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1株あたりの純利益 | 3.15 ~ 3.35 ドル | 3.25 ~ 3.45 ドル |
1株あたりのコアFFO | 5.37~5.47 ドル | 5.39~5.47 ドル |
施設平均稼働率 | 95.75%~96.75% | 95.75%~96.75% |
同一施設のNOI上昇率 (プロロジス持分) | 6.25%~7.25% | 6.25%~7.25% |
ストラテジックキャピタル からの収益 (ファンド運営からの 手数料収入を含む) | 4億5,000万ドル~4億7,000万ドル | 4億5,500万ドル~4億7,500万ドル |
一般管理費 | 4億1,500万ドル~4億3,000万ドル | 4億1,500万ドル~4億3,000万ドル |
保有物流施設の安定稼働化 | 40億ドル~44億ドル | 40億ドル~44億ドル |
開発着手 | 30億ドル~35億ドル | 30億ドル~35億ドル |
物流施設の取得 | 7億5,000万ドル~12億5,000万ドル | 12億5,000万ドル~17億5,000万ドル |
物流施設・開発用地の売却 | 10億ドル~15億ドル | 12億5,000万ドル~17億5,000万ドル |
物流施設の移管 | 25億ドル~30億ドル | 25億ドル~30億ドル |
開発利益 | 3億ドル~4億ドル | 3億ドル~4億ドル |
*1米ドル=160円換算
※ 本資料は2024年7月17日(現地時間)に世界本社で発表したリリースの抄訳です。