プロロジス(世界本社:米カリフォルニア州サンフランシスコ、NYSE:PLD)は、2022年7月18日(現地時間)に2022年第2四半期(4月~6月)の決算結果を発表しました。
プロロジス会長 兼CEOのハミード R. モガダムは、「過去2年間のコロナパンデミックは記録的な需要をけん引し、史上最低の空室率とかつてない賃料上昇をもたらしました。この状況が正常化した後も、物流不動産の過去のピークサイクルに匹敵する健全な需要が見られ、当社が独自に保有するデータからも、当社の物流施設に対する強い需要が続くと考えています。」と述べました。
最高財務責任者のティモシー D. アーントは、「この不確実な経済環境においても、当社の既存契約賃料と現在のマーケット賃料の差 は56%にもおよぶほか、50億ドルを超える流動性、低レバレッジ、そして今後4年間の為替変動による影響の大半をヘッジした収益に支えられた財務力を有しています。我々は保有するポートフォリオに内在する確かな成長を生み出す能力に自信を持っています。」と述べました。
2022年第2四半期 | 2021年第2四半期 | |
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1株当たり純利益 | 0.82ドル | 0.81ドル |
1株あたりのコアFFO* | 1.11ドル | 1.01ドル |
運営中施設平均稼働率 | 97.6% | 96.0% |
賃貸契約締結 | 約476万㎡ | 約455万㎡ |
既存施設契約更改率 | 78.6% | 70.8% |
既存施設におけるリース契約時の 実質賃料上昇率 |
36.1% | 21.2% |
同一施設NOI上昇率 (プロロジス持分) | 8.2% | 5.8% |
- 約28億4,800万ドル(約3,873億3,000万円)の投資
- 約17億300万ドル(約2,316億1,000万円)の新規開発スタート
- 約11億4,500万ドル(約1,557億2,000万円)の物流施設を取得
- 約8億8,800万ドル(約1,207億7,000万円)の物流施設を安定稼働へ
- 約3億4,100万ドル(約463億8,000万円)の物流施設・開発用地を売却またはファンド移管(安定稼働後のキャップレートは3.2%)
修正前 | 修正後 | |
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1株あたりの純利益 | 4.85~5.00ドル | 5.15~5.25ドル |
1株当たりのコアFFO | 5.10~5.16ドル | 5.14~5.18ドル |
施設平均稼働率 | 96.75%~97.50% | 97.25%~97.75% |
同一施設のNOI上昇率 (プロロジス持分) |
7.25%~8.00% | 8.25%~8.75% |
ストラテジックキャピタルからの収益 (ファンド運営からの手数料収入を 含む) |
10億1,000万ドル~10億2,500万ドル (約1,373億6,000万~1,394億円) |
10億1,000万ドル~10億2,000万ドル (約1,373億6,000万円~1,387億2,000万円) |
一般管理費 | 3億1,000万ドル~3億2,000万ドル (約421億6,000万円~435億2,000万円) |
3億1,500万ドル~3億2,000万ドル (約428億4,000万円~435億2,000万円) |
保有物流施設の安定稼働化 | 29億ドル~32億ドル (約3,944億円~4,352億円) |
29億ドル~32億ドル (約3,944億円~4,352億円) |
開発着手 | 50億ドル~55億ドル (約6,800億円~7,480億円) |
50億ドル~55億ドル (約6,800億円~7,480億円) |
物流施設の取得 | 15億ドル~25億ドル (約2,040億円~3,264億円) |
20億ドル~30億ドル (約2,720億円~4,080億円) |
物流施設の移管 | 22億ドル~26億ドル (約2,856億円~3,264億円) |
22億ドル~26億ドル (約2,856億円~3,264億円) |
物流施設・開発用地の売却 | 21億ドル~24億ドル (約2,992億円~3,536億円) |
21億ドル~24億ドル (約2,992億円~3,536億円) |
開発利益 | 7億5,000万ドル~8億5,000慢ドル (約1,020億円~1,156億円) |
7億5,000万ドル~8億5,000慢ドル (約1,020億円~1,156億円) |
※ 1米ドル=136円換算
本資料は2022年7月18日(現地時間)に世界本社で発表したリリースの抄訳です。