プロロジス、兵庫県神戸市において「プロロジスパーク神戸5」の竣工式を挙行
竣工以前に100%賃貸契約済み
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都 千代田区丸の内、代表取締役社長:山田 御酒)は、本日、兵庫県神戸市において「プロロジスパーク神戸5」の竣工式を執り行ったと発表しました。
「プロロジスパーク神戸5」は現在、賃貸契約率100%となっています。1・2階は、着工以前に三菱食品株式会社(本社:東京都文京区)と賃貸借契約を締結済みであり、生活協同組合コープこうべの食品の保管・配送拠点として利用されます。3・4階は、2020年12月に三井物産グローバルロジスティクス株式会社(本社:東京都港区)と賃貸借契約を締結済みであり、大手アパレルブランドの物流拠点として利用されます。
竣工式には、入居予定の三菱食品株式会社 常務執行役員 関西支社長 毛利 信作 氏、三井物産グローバルロジスティクス株式会社 常務執行役員 西日本事業本部長 坂 宜暁 氏をはじめ関係者の方々、神戸市関係者の方々、監修を担当する株式会社昭和設計 代表取締役社長 千種 幹雄 氏、設計・施工を担当する株式会社安藤・間 取締役副社長 営業本部長 五味 宗雄 氏をはじめ関係者の方々、プロロジスからは代表取締役社長の山田 御酒らが参列し、施設の完成を祝いました。
■ 「プロロジスパーク神戸5」 立地:関西全域へのアクセス性、防災性に優れた立地
「プロロジスパーク神戸5」は、神戸市内陸部に神戸市が開発する「神戸テクノ・ロジスティックパーク」内に開発される。同パーク内では「プロロジスパーク神戸」、「プロロジスパーク神戸2」、「プロロジスパーク神戸4」の3つのBTS型物流施設が稼働中です。また、「プロロジスパーク神戸3」もマルチテナント型物流施設として計画中であり、5月に着工を予定しています。
開発地は山陽自動車道「神戸西IC」より至近であり、交通アクセスに優れた地点にあります。新名神高速道路を利用し、京都・奈良・滋賀・中京方面へアクセスしやすく、山陽自動車道を経て全国に広がる広域幹線網にも直結しており、西日本広域をカバーできる戦略的な物流拠点です。また、JR「三ノ宮駅」、神戸市営地下鉄「西神中央駅」からのバスもあり、従業員にとっても交通の便が良い立地です。
さらに、神戸市内陸部の丘陵地帯に位置しているので津波等の災害リスクがなく、地盤が強固であり、アクセス性に加えて、防災性の高さが、入居企業の契約要因にもなっています。
■ 「プロロジスパーク神戸5」 施設概要
「プロロジスパーク神戸5」は、約20,000㎡の敷地に、地上4階建て延床面積約45,000㎡のマルチテナント型物流施設として開発されました。スロープを備え、1階と3階のトラックバースに40ftコンテナトレーラーが直接アクセスできる構造です。
1・2階は、常温・冷蔵・冷凍の3温度帯に対応する冷凍・冷蔵倉庫となっています。冷凍スペースのうちの一部は大型の自動ラック倉庫を導入するため、吹き抜けとなっています。
地域特性として自家用車による通勤者が多いため、約200台分の駐車スペースを敷地内に整備し、入居企業の雇用対策をサポートします。駐車スペースの一部には、プロロジスとしては初めて2階建て自走式立体駐車場を採用しました。
プロロジスのBCP(事業継続計画)の一環として、緊急地震速報システム、衛星電話、非常用発電機、非常用水槽などを備えています。加えて、近年増加傾向の大型台風や大規模地震を考慮した仕様を一部採用しています。3・4階の倉庫内にはプロロジスが共同開発した高天井用人感センサー付きLED照明を採用し、環境負荷軽減と入居企業の電気代削減に寄与します。
■ 関西地区のプロロジスパーク
関西地区では、「プロロジスパーク京田辺」など現在17棟の物流施設を開発・運営中です。兵庫県では、「神戸テクノ・ロジスティックパーク」内に「プロロジスパーク神戸3」が今春着工するほか、「プロロジスパーク猪名川1・2」を開発中です。
プロロジスは、今後もお客様のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。
「プロロジスパーク神戸5」計画概要
名称 | プロロジスパーク神戸5 |
所在地 | 兵庫県神戸市西区見津が丘7丁目6-5 |
敷地面積 | 19,979.19㎡(約6,043.70坪) |
延床面積 | 45,354.57㎡(約13,719.76坪) |
構造 | 地上4階建、鉄骨造 |
着工 | 2020年1月 |
竣工 | 2021年3月 |