西日本全域へ配送可能な物流ハブとして2021年に完成へ

プロロジスパーク猪名川2(リリース191118)
左「プロロジスパーク猪名川2」完成イメージ (右は「プロロジスパーク猪名川1」)

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:山田 御酒)は、兵庫県川辺郡猪名川町において、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク猪名川2」の開発を決定したと発表しました。同社が開発計画を進めている「プロロジス猪名川プロジェクト」における2棟目の物流施設として、2020年4月に着工を予定しています。
 
「プロロジス猪名川プロジェクト」は、用地造成に着手した2017年6月当初は、マルチテナント型物流施設1棟とBTS型物流施設4棟、延床面積約250,000㎡のプロジェクトとして計画していましたが、入居を検討する企業からの引き合いが多い事をうけ、マルチテナント型物流施設2棟のプロジェクトに計画を変更しました。延床面積は両施設合わせて約356,000㎡の規模に拡大し、「プロロジスパーク猪名川」として2021年に完成させます。


「プロロジスパーク猪名川」(全体/リリース191118)
「プロロジスパーク猪名川」完成イメージ

計画が先行している「プロロジスパーク猪名川1」は、来春の着工に先立って賃貸面積の約70%が賃貸契約を締結済みであり、「プロロジスパーク猪名川2」についても、すでに複数の企業が入居を検討しています。両施設ともに引き続き入居企業を募集しています。

■ 施設計画概要

「プロロジスパーク猪名川2」は、5階建て延床面積約158,000㎡のマルチテナント型物流施設として開発されます。1フロア最大約8,000坪のワンフロアオペレーションが可能で、大型のマテハン機器や物流ロボットなども導入しやすい汎用性の高い施設とします。快適に働ける環境づくりの一環として、最上階にはカフェテリアや売店を設ける予定です。また、自動車での通勤を想定し、「プロロジスパーク猪名川2」の敷地内に500台以上の駐車場を整備する予定です。

「プロロジス猪名川プロジェクト」全体では、環境に配慮して事業区域の30%の緑地を保全するほか、周辺住民の方や施設で働く方が利用できる約4,000㎡の公園や、ドクターヘリの発着や災害時の消防活動拠点・避難拠点として活用可能な約8,000㎡の防災広場を整備し、猪名川町へ提供します。猪名川町とは「猪名川町産業拠点地区における防災に関する基本協定書」を締結しており、官民一体となった安心・安全の町づくりに取り組んでいます。

■ 開発地 :「川西IC」至近、西日本全域への広域配送が可能な物流適地

開発地は、兵庫県川辺郡猪名川町南部に位置しています。開発地から約2kmの地点には新名神高速道路 「川西」ICが開通し、大阪市内への配送に加えて、京都方面から広島方面まで西日本各地へ効率的にアクセスが可能な立地です。当地に先進的物流施設の一大集積拠点を開発することで、多様な業種の事業者へ、西日本全域をカバーできるあらたな物流ハブを提供します。

猪名川町は大阪・神戸のベッドタウンとして機能しており、開発地周辺には労働人口が多く、施設内の働き手確保の点からも有利な立地と言えます。

■ 関西地区のプロロジスパーク

関西地区では、「プロロジスパーク京田辺」や「プロロジスパーク茨木」など、現在14棟の物流施設を運営中です。兵庫県神戸市では2021年3月に竣工予定の「プロロジスパーク神戸5」を計画中であり、入居企業を募集しています。

プロロジスは、今後もお客様のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。

「プロロジスパーク猪名川2」計画概要

https://inagawaproject.com/

名称 プロロジスパーク猪名川2
開発地 兵庫県川辺郡猪名川町肝川・差組地内
敷地面積 約85,900㎡(約26,000坪)
計画延床面積 約158,000㎡(約47,800坪)
構造 地上5階建
着工予定 2020年4月
竣工予定 2021年8月

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