~アフガニスタンへのランドセル提供と、大阪湾の生き物調査~

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区、社長:山田御酒)は、5月17日に、全世界の従業員が一斉にボランティアに取り組む「IMPACT Day(インパクトデー)*」を実施しました。プロロジスは、毎年5月の第三金曜日に「IMPACT Day」を実施しており、今年で7回目となります。

「IMPACT Day」では、全世界のプロロジス従業員がオフィスを離れ、教育や福祉、環境などに関連する各種NPO団体と協力し、各国でボランティア活動に従事します。日本では、100名を超える従業員が関東と関西に分かれて活動を行いました。

■ 関東における活動 - 使用済みランドセル約4,000個をアフガニスタンへ

IMPACT Day 2019

プロロジスの東京オフィス、およびプロロジス・リート・マネジメントの従業員104名は、公益財団法人ジョイセフ(所在地:東京都新宿区、代表理事:石井 澄江)と協働し、日本で役目を終えたランドセル約4,000個を、アフガニスタンの子どもたちに贈る活動に従事しました。

ジョイセフが募集し、日本全国の家庭から集めた使用済みランドセルは、「MFLPプロロジスパーク川越」でプロロジス従業員が一つ一つ開封。汚れや破損、宗教上の理由で使用できない豚革のランドセルがないかを検品し、ランドセルとともに寄付された文具と一緒に梱包し、海外輸送の準備を行いました。

IMPACT Day 2019 活動の様子(東京)

検品済みのランドセルは秋ごろの配付をめどにアフガニスタンに輸送されます。貧困や長く続いた戦禍の影響で就学率の低い同国の子どもたちにランドセルを贈り、就学の機会を提供します。とりわけ、歴史的・文化的背景によって学ぶ機会がなかった女の子が学校にいくきっかけづくりに役立っています。

今回プロロジスが検品したランドセルや文具は、荷量にして10トン車3台に相当します。国内輸送においては、プロロジスのカスタマーでもあるセンコー株式会社(本社:大阪市北区、社長:福田 泰久)が当活動に協賛。ランドセルが保管されているジョイセフの倉庫と、当活動の舞台となった「MFLPプロロジスパーク川越」間の往復輸送を無償で行いました。

センコー株式会社が協賛
 

■ 関西における活動 – 大阪湾、海の生き物調査

IMPACT Day 2019 大阪での活動の様子1
 

プロロジス大阪オフィスの従業員12名は、関西国際空港近くの海岸において、大阪湾に生息する生き物の調査を行いました。プロロジスは、「特定非営利活動法人環境技術振興会」と協働して、波有手海岸(大阪府阪南市)をプロロジスの担当として5年前から調査に参加し、エリア一体の清掃や、生き物の分布調査・記録を行っています。

この活動は、戦後の経済成長期において大阪湾の生物生息環境が悪化する中で、「大阪湾環境再生連絡会」が、各地の湾岸生物を調査することを目的として2007年より行っているものです。行政・大学を含むさまざまな団体や一般市民が参加して、湾岸一帯の「一斉調査」として行われており、民間企業としてはプロロジスが唯一の参加です。

プロロジスは今後も企業理念に基づき、施設を開発する地域と地域社会に貢献できるよう、さまざまな活動に取りくんでまいります。

*「IMPACT」…プロロジスの基本理念である「Integrity(誠実)」「Mentorship(メンターシップ)」「Passion(情熱)」「Accountability(説明責任)」「Courage(勇気)」「Teamwork(チームワーク」の頭文字を組み合わせた言葉。「IMPACT Day」におけるボランティア活動は、この基本理念を体現しています。

公益財団法人ジョイセフ「思い出のランドセルギフト」について https://www.joicfp.or.jp/rand

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