施設従業員の憩いの場となる共用棟などを新設
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内)は、東京都大田区で運営中のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク東京大田」において、内外装のリニューアル工事に着手したと発表しました。
今回のリニューアルは、庫内作業従事者やトラックドライバーなど、施設で働く方のために、より快適な就業環境を提供することが目的です。リニューアルプランの策定にあたっては、「プロロジスパーク東京大田」の入居カスタマーや施設で働く方へのアンケートを参考としました。
工事内容には、施設で働く方のための共用棟「O! café (オーカフェ)」の新設や、外壁、エントランス、洗面所のリニューアルなどが含まれます。
新設される「O! café」には、休憩スペース、喫煙所、飲料・食品の自動販売機コーナーなどを備える計画です。働く方の憩いの場となるよう、wi-fi(無線LAN)や有線放送(BGM)を導入するほか、天気予報やニュース速報を表示できるデジタルサイネージを設置します。
「O! café」の名称は、大田の「O」、円柱型の「O! café」の形を表す「O」、集うことで発見がある「OH!」を意味しています。
「プロロジスパーク東京大田」の外壁は、隣接する野球場をはじめ周囲の景観と調和する色使いおよびデザインとし、エントランスは明るく開放的な空間とします。女性用の洗面所には、広いパウダースペースを設けるなど、女性の声を取り入れ使いやすい設計としました。
設備面では、LED照明の導入、セキュリティシステムの強化や、非常用電源、断水時にもトイレを使用できるように水を供給できる設備などを予定し、非常時における入居企業の事業継続をサポートします。
プロロジスは、「プロロジスパーク東京大田」以外の運営中施設についても、LED照明の導入やBCP設備の導入を進めています。引き続き先進的物流施設の新規開発を行うとともに、運営中施設の設備充実化やリニューアルを検討してまいります。
■「プロロジスパーク東京大田」について
「プロロジスパーク東京大田」は、東京都大田区に2005年に竣工しました。立地は、羽田空港から約7.2km、首都高速湾岸線の大井南ICから約300mと近く、東京港、川崎港、横浜港へのアクセスも良好です。東京、川崎、横浜の大量消費地へのアクセス利便性に優れた都市型の先進的物流施設です。
名称 | プロロジスパーク東京大田 |
所在地 | 東京都大田区東海 |
敷地面積 | 約19,500m²(約5,900坪) |
延床面積 | 約97,200m²(約29,400坪) |
構造 | 鉄骨鉄筋コンクリート造、地上7階建 |
竣工 | 2005年9月 |