物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(NYSE: PLD、日本本社:東京都千代田区丸の内)は、2015年度のGRESB調査*(グローバル不動産サステナビリティ・ベンチマーク)において、最高位の評価である「Green Star」を取得したと発表しました。
「Green Star」を取得したのはプロロジス、プロロジスが運営する5つのファンドおよび日本プロロジスリート投資法人です。日本プロロジスリート投資法人は、「物流施設セクター」で審査を受けた世界46社・ファンドの中で3位という高い評価を獲得し、特に優れた取組みであると認定され、イノベーション・ケーススタディとして事例が公表されました。
GRESB調査では、上場・非上場企業の不動産会社やファンドを対象に、環境・社会・ガバナンスへの配慮とサステナビリティについての審査が行われます。上場企業には不動産会社やデベロッパー、上場リートが含まれ、非上場企業は不動産私募ファンドなどが該当します。機関投資家が投資先を選定する際などにGRESBの調査結果を活用することからその注目度は高く、2015年度の調査には、世界で707の不動産会社とファンド、日本からは21のJ-REITを含む35の不動産会社とファンドが参加しました。
審査は、「オフィス」「商業施設」「物流施設」などのセクターごとに行われます。評価軸は、環境・社会・ガバナンスに関する方針策定や管理体制を問う「マネジメントと方針」、エネルギー・水・温室効果ガスの消費量や改善努力などの実測データを問う「実行と計測」に大別されます。「Green Star」は、両評価軸において優れている会社に付与される4段階評価のうちの最高評価です。
サステナビリティに関する対外的評価として、プロロジスは「世界経済フォーラム年次総会(通称:ダボス会議)」で発表される“Global 100 Most Sustainable Corporations in the World”(世界で最も持続可能性のある100社)においても、7年連続で選出されています。
プロロジスは今後も、環境、社会的な責任、ガバナンスへの取り組みを継続し、持続性のある企業活動に取り組んでまいります。
■ GRESB(英文)
https://www.gresb.com/
■ 日本プロロジスリート投資法人 イノベーション・スタディ(英文)
https://www.gresb.com/insights/2015/09/2863-1/
*GRESB(Global Real Estate Sustainability Benchmark)調査とは、不動産会社・運用機関のサステナビリティを測る年次のベンチマーク調査で、投融資先を選別する指標の一つとして活用されている。国連責任投資原則を主導した欧州の主要年金基金グループを中心に、2009年に創設された。