6月20日(水)に「ANREV Japan Conference 2024」が開催。会場となったアンダース東京に、不動産業界の有識者が集まり講演やディスカッションを行いました。プロロジスも、物流セクター代表のパネリストとして参加し、物流不動産マーケットの最新トレンドについてお話ししました。

■ 非上場動産市場の発展をめざすカンファレンス

ANREVは、正式名称をAsian Association for Investors in Non-Listed Real Estate Vehicles(アジア非上場不動産投資家協会)といい、プロロジスを含め、日本政策投資銀行など200社以上の企業が加盟する非営利団体です。投資家のためのプラットフォームとして、アジア太平洋地域の非上場不動産の透明性とベストプラクティスの向上をめざし活動しています。

今年で7回目となった「ANREV Japan Conference 2024」のテーマは、"日本の多様な不動産状況における機会とトレンドを探る"でした。扱われたトピックは「マクロ経済概況と日本の不動産市場への影響」「アジア太平洋地域における日本の不動産市場」「データセンター」「ホスピタリティ業界」など。業界のリーダー、専門家、有識者が一堂に会して、講演やパネルディスカッションを実施し、ダイナミックな日本の不動産情勢を掘り下げました。

■ 不動産各セクターを代表するパネリストが登壇

プロロジスが登壇したパネルディスカッションは、「Fireside Chats on office, residential, and logistics sectors」。シービーアールイー株式会社 代表取締役社長 兼 COO辻󠄀 貴史氏がモデレーターを務め、日本マーケットのオフィス・住宅・物流の各セクターを代表する3名がパネリストを務めました。

ANREV Japan Conference 2024(9654)

オフィスセクターからはヒューリック株式会社 常務執行役員 西川嘉人氏が登壇し、都心・駅近物件への集中投資姿勢とその強さについて発信。住宅セクターからはM&Gリアルエステート 日本カントリーヘッド 池田聖子氏が登壇し、人口減少下においても東京都心部への人口流入が依然として多いことや、住宅セクターの魅力についてお話されました。

物流セクターはプロロジスが担当し、開発本部長の中村明夫が登壇。物流不動産マーケットの市況を解説するとともに、競合ひしめく物流不動産業界におけるプロロジスの差別化戦略を紹介しました。物流施設の立地戦略については、盛岡や岡山をはじめとする地方中核都市マーケットへの積極進出や、都市型物流施設「プロロジスアーバン」の展開について言及。また、コンサルティングサービスやスタートアップとの連携など、不動産を超えたソリューションの提供についてもご説明しました。

満員御礼となった今年のカンファレンス。参加者の方にとって、日本の不動産マーケットのトレンドを感じて頂けた一日となったかと思います。今後も、物流不動産マーケットについて皆様に知って頂くべく積極的な情報発信に努めていきます。 

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