岩手県矢巾町に立地するマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」において、丸木医科器械株式会社と賃貸借契約を締結しました。同社は物流拠点の集約による生産性向上や物流2024年問題への対応、災害時対策を含めた医療機器、医療消耗品の安定供給体制の強化を目的として「プロロジスパーク盛岡」への入居を決定しました。 |
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役会長 兼CEO:山田 御酒)は、岩手県矢巾町のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」において、丸木医科器械株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:佐藤 英輔)と約8,300㎡(約2,500坪)の賃貸借契約を締結したことを発表しました。
丸木医科器械株式会社は、東北地方トップクラスの医療機器卸企業であり、プロロジスと賃貸借契約は今回が初めてです。同社は、物流拠点の集約による生産性向上、物流2024年問題への対応や災害時対策を含めた医療機器、医療消耗品の安定供給体制の強化を目的として「プロロジスパーク盛岡」への入居を決定しました。同社が参画するクロスウィルグループやメーカー各社との共同利用など、多用途・多機能な物流センターと位置付けています。物流施設の選定にあたっては、東北エリア全域へアクセスしやすい立地の良さに加えて、セキュリティの高さ、働く環境としての快適性等が評価されました。「プロロジスパーク盛岡」での物流業務は、今夏より順次開始する予定です。
「プロロジスパーク盛岡」では、2023年11月の竣工当初から日本通運株式会社が入居しており、丸木医科器械が2社目の契約となります。また物流会社等の複数社が具体的に検討中であり、引き続き入居企業を募集しています。
■「プロロジスパーク盛岡」概要:2024年問題にも対応する東北エリア最大級の先進的物流施設
「プロロジスパーク盛岡」は、地上3階建て、延床面積は約100,000㎡と、東北エリアの物流不動産市場において最大規模の賃貸用物流施設です。上り下り専用のスロープを設け、各階のトラックバースに45フィートコンテナセミトレーラーがアクセス可能な仕様となっています。北東北エリアには大型の賃貸用物流施設が少なく、なかでもスロープを備え各階アクセスが可能な最新鋭の物流施設は岩手県内で初めてです。
「プロロジスパーク盛岡」は、東北縦貫自動車「盛岡南IC」から約4.7km(約8分)、県道13号からも約1.5kmと至近に位置し、3時間以内に南は仙台、北は本州最北まで到達可能です。青森・秋田・岩手の東北三県をはじめ東北地方広域への配送に最適な立地であり、「物流の2024年問題」にも対応可能な拠点としても注目されています。
施設には十分な寒冷地対策を施し、働く方々が快適に過ごせるようコンビニエンスストアや無料Wi-Fiを設けたカフェテリアを備えています。
■「プロロジスパーク盛岡」内覧会・仕分けロボ「オムニソーター」東北初の実機デモに30社超の申込
プロロジスでは、5月29日・30日に「プロロジスパーク盛岡」への入居検討企業を対象に内覧会を開催します。同時に、倉庫内の自動化を実現する立体型仕分けロボット「オムニソーター」を東北で初展示し、デモンストレーションを実施します。すでに30社を超える企業からの申込みがあり、「プロロジスパーク盛岡」および自動化ソリューションへの高い関心が伺えます。
「プロロジスパーク盛岡」内覧会 開催概要 | |
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日時 | 5月29日(水)・30日(木) ①11:00- ②13:30- ③15:30- |
申込 | 「プロロジスパーク盛岡」内覧会 お申込みフォーム |
■ 東北地方のプロロジスパーク
東北地方において、プロロジスはこれまで11棟の物流施設を開発してきました。現在は「プロロジスパーク盛岡」のほかに、宮城県内において株式会社キユーソー流通システムの専用(BTS型)物流施設「プロロジスパーク仙台泉」、ヤマト運輸株式会社の専用(BTS型)物流施設「プロロジスパーク仙台泉2」、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク岩沼」を運営中です。また、岩手県金ケ崎町においてマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク北上金ケ崎」、宮城県仙台市において「プロロジスパーク仙台泉3」の開発を計画中であり、入居企業を募集しています。