マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代1」内にAMR100台を導入し、専用区画“THE CUBE”を開設

THE CUBE(イメージ|9654)
THE CUBEで稼働する自立自走型ロボット(AMR)

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役会長 兼CEO:山田 御酒)は、EC物流業務代行の株式会社STOCKCREW(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村慶彦)と、物流サービスに関する基本合意を締結し、業務提携したことを発表しました。

■ 基本合意概要

基本合意に基づいて、プロロジスはマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク八千代1」内に、小規模EC事業者向けのフルフィルメントサービスを提供する専用区画「THE CUBE」を開設。STOCKCREW社との協業により、小規模EC事業者向けのフルフィルメントサービスの提供を開始しました。

■ THE CUBE 概要:荷物1点、10cmX10cmX10cmから高品質なスペースとサービスを提供

「THE CUBE」では、小規模事業者のハードルとなりやすい初期費用および固定費の投資が不要で、1点から荷物を預けることが可能。保管料は縦・横・高さ各10cmを一単位として、日次計算し保管している商品のみに課金するシンプルな料金体系を採用しています。「THE CUBE」の専用区画は約11,400㎡。自立走行型のピッキング補助ロボット(AMR)を100台導入し、標準化されたオペレーションを提供します。

配送面でも、大手配送キャリアとの連携が決定しており、荷物の保管・庫内作業から配送まで一気通貫の高品質な物流サービスを提供し、小規模EC事業者の成長を物流面からサポートします。

■ 業務提携の背景と狙い:小規模事業者の物流ノウハウ不足を解決し、成長を後押し

SNSツール等の活用により、誰もが簡単にネットショップを開設できるようになった。しかしながら、既存の物流サービスの多くは、中堅・大企業向けに提供されており、荷量の少ない小規模EC事業者に向けた物流サービスはいまだ選択肢が少なく利便性を欠いているのが現状です。

EC事業の堅実な成長には、安定的な物流オペレーション、保管スペースの柔軟性や拡張性、大手EC事業者に見劣りしない物流コストの低減などが必要となりますが、小規模EC事業者にとっては物流実務ノウハウや人材不足により、実践は大きな課題となります。「THE CUBE」は、小規模EC事業者が直面するこうした課題を解決し、ビジネス成長をサポートします。

プロロジスはこれまでにも、カスタマーサービスの向上および物流業界が抱える課題解決を目的に、コンサルティングサービスや、DXによる物流効率化支援、ラストワンマイル物流拠点「プロロジスアーバン」などあらたなソリューションを提供してきました。また、つくば市のマルチテナント型物流施設「プロロジスパークつくば3」内には、インキュベーション施設「inno-base TSUKUBA(イノベース・ツクバ)」を開設し、スタートアップ企業を支援しています。

このたびのSTOCKCREW社との協業では、小規模EC事務業向けに新たな物流インフラを提供し事業成長を後押しするとともに、物流業界のさらなる発展に寄与することをめざします。

■ 「プロロジスパーク八千代1」について

「プロロジスパーク八千代1」は、約69,300㎡の敷地に5階建て、延床面積約161,200㎡のマルチテナント型物流施設として2022年10月に竣工しました。八千代市内では初めてのダブルランプウェイを備えた先進的物流施設であり、大手食品卸企業や大手貨物輸送会社が入居しています。

プロロジスパーク八千代1 施設概要

プロロジスパーク八千代1(ギャラリー 外観|768574)
「プロロジスパーク八千代1」外観
プロロジスパーク八千代1(ギャラリー カフェテリア1|768574)
「プロロジスパーク八千代1」従業員向けカフェテリア

■  STOCKCREWについて

STOCKCREW(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村慶彦)はEC物流に特化したサービスを個人事業主から法人まで幅広い顧客層をターゲットに、事業者の規模に左右されない一律の料金体系で提供しています。現在約500社以上のEC事業者にご利用いただいています。

サービス提供開始から業務改善や業務提携によるオペレーション改善によりこれまで計4回の価格改訂を行っており、今冬にも更にご利用頂きやすい価格改訂を計画しております。

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