米国内主要マーケットに立地するおよそ130万平方メートルの物流施設
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(NYSE:PLD)は、同社とブラックストーン社(NYSE:BX)の間で、ブラックストーン社がオポチュニティ不動産ファンドで保有していた、およそ130万平方メートルの物流施設を、31億米ドル(約4,340億円*)で取得することで正式契約した、と発表しました。今回の取得価格の利回りは初年度約4%、現在の市場賃料で調整後は5.75%の利回りとなります。
プロロジスとブラックストーン社は、過去11年の間、10を超える取引を完了しています。両社のリーダーシップチームはお互いの関係性を尊重しており、今回両社のマーケット等の戦略に基づき、この取引の実行に至ったものです。
プロロジスは現在19か国で約1億1,000万平方メートルの物流施設を所有しています。今回の物件取得により、アトランタ、バルティモア / ワシントンDC、カリフォルニア(南カリフォルニア、セントラル・バレー、サンフランシスコのベイエリア)、ダラス、ラスベガス、ニューヨーク / ニュージャージ-、フェニックス、南フロリダを含む、米国内の主要マーケットでのプロロジスの存在感をより高めることとなります。プロロジスは、今回取得するすべての物件を長期保有する計画です。加えて、既存の50社のカスタマーとの関係性をより高め、同時に、77社の新たなカスタマーを迎えることになります。
この取引は2023年第二四半期末に完了する予定です。
* 1米ドル=140円換算