プロロジス(世界本社:米カリフォルニア州サンフランシスコ、NYSE:PLD)は、2023年1月18日(現地時間)に2022年第4四半期(10月~12月)および2022年通期の決算結果を発表しました。
プロロジス会長 兼CEOのハミード R. モガダムは、「第4四半期の決算結果は、減速する経済に直面しながらも我々のビジネスが強固であることを示しています。資本市場は安定し始めていますが、不動産の価値が正常化し価格に反映されるまでにはもう少し時間がかかるでしょう。困難な経済環境においても、我々はポートフォリオの規模と質、成長著しいプロロジス エッセンシャルズと従業員の献身的な働きを通じて、カスタマーにサービスを提供してまいります。」と述べました。
最高財務責任者のティモシー D. アーントは、「我々は継続的な成長のため、優れたバランスシートを維持するとともに世界中で資金を調達することで、財政的に強固な立場で新たな年を迎えました。2022年度末には、40 億ドル超の流動性に加えて、プロロジス及び共同投資ベンチャー全体における投資余力が 200 億ドルに達しました。バランスシートも引き続き慎重に管理することで潜在的な逆風に備えるとともに、成長機会を活用してまいります。」と述べました。
2022年第4四半期(10月~12月)の実績:運営面 |
2022年
第4四半期 |
2021年 第4四半期 |
備考 |
---|---|---|---|
1株当たり純利益 |
0.63ドル
|
1.67ドル
|
2022年通期では4.25ドル (2021年通期:3.94ドル) |
1株あたりのコアFFO |
1.24ドル
|
1.12ドル
|
2022年通期では5.16ドル (2021年通期:4.15ドル) |
期末時点の運営中施設稼働率 |
98.0%
|
97.4%
|
|
賃貸契約締結 |
約395万㎡
|
約512万㎡
|
|
既存顧客契約更改率 |
82.4%
|
75.8%
|
|
既存施設におけるリース契約時の実質賃料上昇率 |
44.7%
|
27.5%
|
|
同一施設NOI上昇率 (プロロジス持分) |
9.1%
|
7.5%
|
2022年第4四半期(10月~12月)および2022年通期実績 |
2022年第4四半期 |
2022年通期 |
---|---|---|
投資額合計 | 約11億1,031万ドル (約1,476億7,216万円) |
約86億9,999万ドル (約1兆1,570億9,920万円) |
-新規開発 | 約8億8,142万ドル (約1,172億2,925万円) |
約48億6,363万ドル (約6,468億6,385万円) |
-物流施設取得 | 約2億2,889万ドル (約304億4,290万円) |
約38億3,635万ドル (約5,102億3,534万円) |
物流施設の安定稼働化 | 約10億2,818万ドル (約1,367億4,860万円) |
約33億4,166万ドル (約4,444億4,197万円) |
物流施設・開発用地の売却またはファンド移管 | 約3億5,963万ドル (約478億3,118万円) |
約26億4,059万ドル (約3,511億9,953万円) |
安定後キャップレート | 4.2% | 4.0% |
2023年のガイダンス(収益予想) | |
---|---|
1株あたりの純利益 |
3.00~3.15ドル
|
1株当たりのコアFFO |
5.40~5.50ドル
|
施設平均稼働率 |
96.50%~97.50%
|
同一施設のNOI上昇率(プロロジス持分) |
8.50%~9.50%
|
ストラテジックキャピタルからの収益 (ファンド運営からの手数料収入を含む) |
8億8,000万ドル~9億500万ドル
(約1,170億4,000万円~1,203億6,500万円) |
一般管理費 |
3億7,000万ドル~3億8,500万ドル
(約492億1,000万円~512億500万円) |
保有物流施設の安定稼働化 |
30億ドル~34億ドル
(約3,990億円~4,522億円) |
開発着手 |
30億ドル~35億ドル
(約3,900億円~4,655億円) |
物流施設の取得 |
5億ドル~10億ドル
(約665億円~1,330億円) |
物流施設の移管 |
9億ドル~13億ドル
(約1,197億円~1,729億円) |
物流施設・開発用地の売却 |
17億5,000万ドル~22億5,000万ドル
(約2,327億5,000万円~2,992億5,000万円) |
開発利益 |
3億ドル~4億ドル
(約399億円~532億円) |
※ 1米ドル=133円換算
本資料は2023年1月18日(現地時間)に世界本社で発表したリリースの抄訳です。