物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(NYSE:PLD、日本本社:東京都千代田区丸の内)は、世界的なスタートアップ・エコシステムであり、ベンチャーファンドであるPlug and Play と、パートナーシップを組むことを発表しました。Plug and Playらとともに、サプラインチェーンとロジスティクスの分野において、アーリー・ステージにあるスタートアップ企業の成長支援を行います。
プロロジスは、Plug and Play のアクセラレータープログラムの中から選ばれたスタートアップに対し、所有する物流施設スペースの貸与や助言を通して、新たなテクノロジーの試験的な立ち上げ・運用を行います。Plug and Playは、サプライチェーンにおける新技術の開発をめざしてこの取り組みをはじめました。プロロジスは、Plug and PlayのパートナーであるDHL、Maersk(マースク)、 パナソニック、 日立製作所、 Mann+Hummel(マン・ウント・フンメル)、 CMA CGM、 ダイムラー、 ドイツ鉄道、スイスポスト、 BASF、 ユニオン・パシフィック鉄道、エリクソンに加わります。
スタートアップや、プロロジスのカスタマーも多い物流業界のリーダーらと協働し、次世代のサプライチェーン技術の開発をめざします。この取り組みは、これまで注力してきた、施設への太陽光発電の設置、多層階の大型物流施設など最新鋭の施設開発と同様に、カスタマーの物流効率化をサポートする一環として開始するものです。データ分析やIoTなど、サプライチェーンにおける新たな可能性を見出して統合し、開発を支援してまいります。
※本資料は、2017年6月29日(現地時間)に米国で発表された英文プレスリリースの抄訳です。
Plug and Play について http://japan.plugandplaytechcenter.com/(日本語)
Plug and Play は、世界的なイノベーションプラットフォームである。スタートアップと企業をつなぎ、年間150社以上に投資している。2006年の立ち上げ以来、シリコンバレーをはじめ世界22か所で展開し、スタートアップに必要なリソースを提供している。6,000以上のスタートアップと180のオフィシャル企業パートナーを有し、多様な業種でスタートアップ・エコシステムを形成している。シリコンバレーの200の有力なベンチャーキャピタルとともに投資を行っているほか、年間に365以上のネットワーキングイベントを開催している。Plug and Play のコミュニティに所属する企業は、60億ドル以上の資金を集め、成功例としてDrop Box やPayPalがある。