BTS型/マルチテナント型を想定し、冷凍・冷蔵倉庫など多様なニーズに対応
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都 千代田区丸の内、代表取締役社長:山田 御酒)は、宮城県仙台市に、賃貸用物流施設「プロロジスパーク仙台泉3」の開発を決定したと発表しました。
BTS型(特定企業専用)、マルチテナント型のいずれにも対応可能な物流施設として計画を進め、東北エリア全域への配送をカバーする拠点として、日用雑貨、食品、流通、Eコマースなど、幅広い業種を想定し入居企業を募集します。
■「プロロジスパーク仙台泉3」開発予定地
「プロロジスパーク仙台泉3」は、宮城県仙台市泉区の「泉パークタウン」近接地に開発されます。東北自動車道「泉IC」より約1.7km(約3分)と至近に位置し、東北6県への輸送・配送拠点として最適な立地である。幹線道路である国道4号と県道263号線の交差する角地に面しており、仙台駅からも約10kmと近く、仙台市中心部へのアクセス利便性も高い立地です。さらに、地盤の良いエリアに立地しており防災性に優れています。
開発地から約1.4kmの地点には、2015年に竣工した株式会社キユーソー流通システムのBTS型物流施設「プロロジスパーク仙台泉」および、2018年に竣工したヤマト運輸株式会社のBTS型物流施設「プロロジスパーク仙台泉2」が稼働中です。
「プロロジスパーク仙台泉3」の開発用地は、2018年10月にヤマト運輸が「プロロジスパーク仙台泉2」に移転したことに伴い、プロロジスが取得しました。
■「プロロジスパーク仙台泉3」 計画概要
「プロロジスパーク仙台泉3」は、約32,000㎡の敷地に開発されます。BTS型(特定企業専用)物流施設、複数企業で利用可能なマルチテナント型のいずれにも対応可能な施設として計画しています。
地上3階建て、延床面積50,000㎡程度の規模を想定していますが、敷地利用計画や施設設計は、入居企業の業態に合わせて行う予定です。冷凍冷蔵倉庫や重量物に耐えうる床の仕様、庫内空調および、マテハンやロボットなど省人化対応のための電力の供給などにも対応します。外構部分についても、専用待機場や洗車場など入居企業の要望に合わせた設備設置が可能であり、多様な物流ニーズに合わせて対応します。また、入居企業の利便性を考慮し、大型車両が2階部分へ直接アクセス可能なスロープの設置を検討しています。マルチテナント型物流施設とする場合は、最小約2000坪からの利用を可能とし、4社程度での利用を想定しています。
施設内には緊急地震速報システム、衛星電話、非常用発電機および給水設備を設置し、BCPをサポートします。また、ESG推進のために自家消費の太陽光発電設置を検討しています。
「プロロジスパーク仙台泉3」計画概要
名称 | プロロジスパーク仙台泉3 |
開発地 | 宮城県仙台市泉区大沢 |
敷地面積 | 約32,000㎡(約10,000坪) |
計画延床面積 | 約50,000㎡(約15,000坪)* |
構造 | 地上3階建て(予定)構造未定* |
着工予定 | 2022年* |
竣工予定 | 2023年* |
*入居企業のご要望に応じて設計予定
■ 東北地方のプロロジスパーク
プロロジスは東北地方において、これまでに9棟の物流施設を開発してきました。宮城県内では、仙台市内のほかに富谷市でも2棟の開発実績を持ち、いずれも食品系企業が利用しています。また、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク岩沼1」が2022年4月に竣工予定であり、複数の企業から引き合いを受けています。
岩手県内では、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク盛岡」を計画中であり、入居企業を募集しています。
プロロジスは、今後もお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。