物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内)は、神奈川県海老名市において「プロロジスパーク海老名2」、兵庫県神戸市において「プロロジスパーク神戸5」の開発に着手することを発表しました。いずれもマルチテナント型物流施設として開発し、施設の一部を冷蔵ニーズに応える設計とする予定です。
■ 「プロロジスパーク海老名2」 立地
「プロロジスパーク海老名2」の開発予定地は、「圏央厚木IC」よりわずか1.9km、「海老名IC」からも約3.3kmと至近に位置し、2020年度上期には、約6kmの地点に東名高速道路(仮称)「綾瀬IC」が開通予定です。圏央道と東名高速道路との交差部にあたるため、関東全域および西日本方面や都心部へアクセスしやすい地点です。
当地より約200mの地点を走る国道246号も利用しやすく、藤沢、鎌倉、横浜市中心部、首都圏西部など、首都圏主要消費地をカバーできる拠点として需要が高い好適地です。
また、小田急線「海老名駅」からも約2kmと近く、周辺には住宅地が広がっているため、施設内従業員の雇用確保にも有利です
■ 「プロロジスパーク海老名2」 計画概要
「プロロジスパーク海老名2」は、約17,000㎡の敷地に地上4階建、延床面積約39,000㎡の施設として計画しています。1階部分はドックシェルターを備えた冷蔵仕様とし、首都圏消費地への食品配送などのニーズに応える施設で、2~4階はドライ仕様とする予定です。1階のカスタマーと、2~4階を利用するカスタマーの二社が入居することを想定し、1階と2階にトラックバースを備える計画です。
「プロロジスパーク海老名2」完成予想パース
名称 | プロロジスパーク海老名2 |
所在地 | 神奈川県海老名市 |
敷地面積 | 約17,000㎡ |
延床面積 | 約39,000㎡ |
構造 |
地上4階建 |
着工予定 | 2019年11月 |
竣工予定 | 2021年2月末 |
■ 「プロロジスパーク神戸5」 立地
「プロロジスパーク神戸5」は、神戸市内陸部に神戸市が開発する「神戸テクノ・ロジスティックパーク」内に開発されます。同パーク内では既に「プロロジスパーク神戸」、「プロロジスパーク神戸2」が稼働中であり、3棟目の「プロロジスパーク神戸4」が今年5月に着工済みです。
開発地は山陽自動車道「神戸西IC」より900mと、交通アクセスに優れた地点にあります。新名神高速道路を利用し、京都・奈良・滋賀・中京方面へアクセスしやすく、山陽自動車道を経て全国に広がる広域幹線網にも直結しており、西日本広域をカバーできる戦略的な物流拠点です。
また、JR「三ノ宮駅」、神戸市営地下鉄「西神中央駅」からのバスもあり、従業員にとっても交通の便が良い立地です。さらに、神戸市内陸部の丘陵地帯に位置しているので津波等の災害リスクがなく、地盤が強固なため、防災性に優れています。
■ 「プロロジスパーク神戸5」 計画概要
「プロロジスパーク神戸5」は、約20,000㎡の敷地に、地上4階建て、1階と3階にトラックバースを備えた延床面積約46,000㎡のマルチテナント型物流施設として開発されます。医薬品や食品など温度管理が必要な保管ニーズが見込まれるため、冷凍・冷蔵ニーズに対応しやすい設計を検討しています。また、地域特性として自家用車による通勤者が多いことが想定されるため、敷地内に自走式立体駐車場を含む約190台分の駐車スペースを整備し、入居企業の雇用対策をサポートします。
「プロロジスパーク神戸5」完成予想パース
名称 | プロロジスパーク神戸5 |
所在地 | 兵庫県神戸市見津が丘 |
敷地面積 | 約20,000㎡ |
延床面積 | 約46,000㎡ |
構造 |
地上4階建 |
着工予定 | 2019年9月 |
竣工予定 | 2020年11月末 |