~着工時40%入居決定済み~
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:山田 御酒)は、千葉県千葉市稲毛区において、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク千葉1」の起工式を執り行いました。着工に先立ち、当施設の1階~2階、約40%はアズワン株式会社(本社:大阪市西区、以下、アズワン)の入居が決定しています。
起工式には、アズワンの井内 卓嗣 代表取締役社長をはじめ関係者の方々、千葉県、千葉市の行政関係者の方々、設計・施工を担当する株式会社フジタ 土屋 達朗 代表取締役副社長をはじめ関係者の方々、プロロジスからは代表取締役社長の山田 御酒らが参列し、工事の無事と事業の発展を祈願しました。
理化学機器の総合商社であるアズワンは、企業の研究開発需要が高まる中で、品揃えの充実と配送サービスの増強を目的に、省人化・効率化にも配慮した関東第2拠点として「プロロジスパーク千葉1」を利用する予定です。なお、「プロロジスパーク千葉1」の3~5階部分、および専用物流(BTS型)施設「プロロジスパーク千葉2」では引き続き入居企業を募集しています。
■ 開発地
「プロロジスパーク千葉」は、千葉湾岸エリアから約6kmに位置し、国道16号と東関東自動車道の結節地点に開発されます。東関東自動車道「千葉北IC」からわずか約3km、京葉道路「穴川IC」からも約4kmと至近です。
東関東自動車道と京葉道路の両高速を利用して都心部へアクセスすることが可能であり、国道16号を利用した首都圏配送の利便性にも優れています。需要の高い物流施設集積地である千葉湾岸部と16号内陸部の両特性を併せ持つ希少なエリアです。eコマースを中心に、首都圏へ配送する食品・日用雑貨、空港を利用した国際貨物など、多様な物流ニーズに対応できる物流適地です。
■ 周辺環境
計画地周辺を包括する千葉市及び隣接市内には複数の住宅集積地が広がり、JR主要駅(稲毛駅、西千葉駅、四街道駅)から発着するバス路線網が充実しています。また、周辺は暮らしをサポートする大型商業施設や飲食店、レジャー・公共施設も充実するなど、円滑な雇用確保が期待できるエリアです。
■ 施設計画概要
「プロロジスパーク千葉1」は、約66,000㎡の敷地に地上5階建て、延床面積約147,000㎡のマルチテナント型施設として開発されます。隣接敷地において開発予定のBTS型施設「プロロジスパーク千葉2」と合わせ、最終的には延床面積約210,000㎡を超える物流ハブ「プロロジスパーク千葉」として完成する予定です。
ダブルランプウェイにより、各階のトラックバースに45フィートコンテナセミトレーラーがアクセス可能な仕様としています。ワンフロアは中央車路を隔てて約7,000坪、最小賃貸区画は約1,400坪となり、幅広い層の顧客ニーズに対応できる構成となっています。
施設の館内人口は約1,000人と想定しており、施設内で働く方々が快適に過ごせる、空間デザインを工夫したレストランやカフェテリアスペースを設ける他、時差通勤を促す朝食サービスの提供や、専用送迎バスの運行、保育スペースの設置なども検討しています。施設運営においては、館内のセキュリティや入退館効率を改善するレセプションシステムや、スマートバースシステムなど、最先端のICT技術を活用した設備を導入する計画です。また、入居企業の雇用確保をサポートするため、人材派遣会社と提携し、利便性の高いサービスを提供する予定です。
マルチテナント型施設 「プロロジスパーク千葉1」計画概要
名称 | プロロジスパーク千葉1 |
開発地 | 千葉県千葉市稲毛区六方町210-1 |
敷地面積 | 66,163.26m²(20,014.38坪) |
計画延床面積 | 146,805.18m²(44,408.56坪) |
構造 | 地上5階建て 柱RC造、梁S造 |
着工 | 2018年5月 |
竣工予定 | 2019年9月 |
BTS型施設 「プロロジスパーク千葉2」計画概要
名称 | プロロジスパーク千葉2 |
開発予定地 | 千葉県千葉市稲毛区六方町210-1 |
敷地面積 | 約30,134.32m²(9,115.63坪) |
計画延床面積 | 約66,000m²(約20,000坪)(入居企業の希望によりカスタマイズ) |
構造 | 構造地上4階建てを想定 (入居企業の希望によりカスタマイズ) |
着工予定 | 2018年 |
竣工予定 | 2019年 |
■ 千葉県内のプロロジスパーク
プロロジスは千葉県において、「プロロジスパーク市川1/2/3」や「プロロジスパーク千葉ニュータウン」など、現在14棟の物流施設を運営中です。千葉市では、「プロロジスパーク千葉1」が初の開発プロジェクトとなります。
プロロジスは、今後もお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。