-新規施設開発時及び既存施設リニューアル時の環境負荷低減策に対する評価-
物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:山田 御酒)は、このたび社団法人日本物流団体連合会より第19回物流環境大賞の「物流環境啓蒙賞」を「日本プロロジスリート投資法人」とともに受賞した、と発表しました。今回の受賞はプロロジスにとって2008年第9回の「物流環境負荷軽減技術開発賞」、2010年第11回および2013年第14回の「物流環境特別賞」に次いで4度目となります。
物流環境大賞とは、物流部門において、優れた環境保全活動や環境啓蒙活動、あるいは先駆的な技術開発などを行なうことにより、環境負荷軽減の面から物流業の発展に貢献した団体・企業、または個人を表彰する制度です。
プロロジスは、今まで取り組んできた新規施設開発における最新の環境施策の導入や、既存施設のリニューアル時における環境負荷低減への取り組みが評価され、「物流環境啓蒙賞」の受賞に至ったものです。
■ 新規開発、および既存施設のリニューアル時における新たな取り組み
- 新規施設において、高効率型の蛍光灯やLED照明、共用部への人感センサー採用を進めるとともに、既存施設のLED化に着手し、施設のエネルギー削減を推進
- 車路、ランプウェイへの照明システム導入や、オフィススペースでの昼光センサーによる調光制御により、施設内における省エネルギー化を推進
- 車両からのCO2排出量低減のため、45フィートコンテナトレーラー運行に対応した施設を開発
- 施設勤務者のマイカー通勤によるCO2排出量削減のため、一部施設において最寄り駅からのシャトルバスを運行
- 新規開発施設や既存施設にBCP対応機器を設置することで、災害時から平常時へのスムーズな復旧をサポートするとともに、車両滞留などを軽減して災害時にもCO2削減に寄与
- 多くの施設でCASBEE認証(新築Aランク~Sランク)とともにBELS(★★★★~★★★★★)を取得
プロロジスは全世界において「環境への取り組み(Environmental Stewardship)」、「社会貢献と企業としての責任(Social Responsibility)」、「企業倫理とガバナンス(Ethics and Governance)を3本の柱として、持続可能性に配慮した企業活動を行っています。「環境への取り組み」においては全世界で環境に配慮したサステイナブルな施設を積極的に開発しており、日本では施設を開発する地域の環境や災害特性を考慮した、日本独自の最新の環境負荷低減施策導入を進めています。
プロロジスは物流施設開発のリーダーとして、今後も全世界で環境負荷を低減した最新の物流施設開発施設に取りくんでまいります。