物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:山田 御酒)は、茨城県つくば市においてマルチテナント型物流施設「プロロジスパークつくば3」の開発を決定したと発表しました。
■「プロロジスパークつくば3」開発地
「プロロジスパークつくば3」の開発地は、圏央道と常磐道のクロスポイントに位置しています。圏央道「つくば中央」ICからわずか2.0㎞、常磐道「谷田部」ICから約5.8㎞の地点に立地しているため、北関東方面への配送に加えて、圏央道を利用して都心部を経由することなく東西広域および東日本全域をカバーすることが可能になり、広域戦略拠点としても活用可能な物流適地です。
開発地は、つくばエリアの中心駅であるつくばエクスプレス線「研究学園」駅より約1.3㎞と通勤利便性にも優れています。つくば市は人口増加が続いており、生産年齢人口の割合が高く、開発地から自動車10分圏内に複数の住宅地が立地しています。また、圏央道の他の物流ハブのように大型物流施設が集中していないため、雇用確保にも有利な環境だと言えます。また、浸水や液状化の可能性が極めて低く、周辺に活断層がないことから、事業継続の観点からも優れた立地です。
プロロジスはこれまでに、つくば市内において、株式会社ZOZO(本社:千葉県千葉市)の専用(BTS型)物流施設として「プロロジスパークつくば1-A」「プロロジスパークつくば1-B」「プロロジスパークつくば2」の3棟の施設を開発しており、これらの施設はZOZOのアパレルEC配送における基幹拠点となっています。
■「プロロジスパークつくば3」計画概要
「プロロジスパークつくば3」は、約68,500㎡の敷地に5階建て約156,000㎡のマルチテナント型物流施設として計画しています。ダブルランプウェイを備え、大型車両が直接上階にアクセス可能な設計とする計画です。つくば市において、マルチテナント型の先進的物流施設はこれまでに供給がなく、周辺地域で賃貸型物流施設を必要とするカスタマーにあらたな選択肢を提供します。
学術・研究都市であるつくばの立地特性を活かし、施設内で最新技術の実証実験などを行うためのラボ機能や、インキュベーションにも寄与するシェアオフィス・スモールオフィスなどの整備を入居企業や外部機関とも連携しながら検討する予定です。
「プロロジスパークつくば3」施設概要
名称 | プロロジスパークつくば3 |
開発地 | 茨城県つくば市 |
敷地面積 | 約68,500㎡(約20,700坪) |
計画延床面積 | 約156,000㎡(約47,200坪) |
構造 | 地上5階建 |
着工予定 | 2021年 |
竣工予定 | 2023年 |
■ 茨城県におけるプロロジスパーク
プロロジスは茨城県内に「プロロジスパークつくば1-A・1-B」など、7棟のBTS型物流施設を運営・開発中です。また、運営中の「プロロジスパーク古河1・2・3」の隣接地にBTS型物流施設の集積パーク「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」を計画中であり、入居企業を募集しています。マルチテナント型施設としては、「プロロジスパーク常総」を運営中です。
プロロジスは、今後もお客様の多様な物流ニーズに最新鋭の物流施設でお応えしてまいります。