物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内)は2013年8月29日、株式会社スタートトゥデイ専用物流施設「プロロジスパーク習志野4」の竣工式を千葉県習志野市の同施設内にて執り行いました。
竣工式には入居が決定している株式会社スタートトゥデイ 前澤 友作代表取締役をはじめ関係者の方々、習志野市 宮本 泰介市長をはじめ千葉県および千葉県企業庁の関係者の方々、設計・施工を担当した清水建設株式会社 宮﨑 隆光専務執行役員や関係者の方々、プロロジスからは代表取締役社長の山田 御酒らが参列し、施設の完成を祝うと同時に今後の事業の発展を祈願しました。
「プロロジスパーク習志野4」はマルチテナント型施設として開発されましたが、株式会社スタートトゥデイが全フロアに入居し、同社の専用施設となります。当施設は今後の商品の取扱量増加を見込み、2013年10月から稼働します。株式会社スタートトゥデイはすでに、「プロロジスパーク習志野4」から約0.8キロメートルの地点に立地する既存のマルチテナント型施設「プロロジスパーク習志野3」に入居しており、両施設により全国をカバーする大型物流拠点として利用する予定です。
■ 立地
「プロロジスパーク習志野4」は東関東自動車道・湾岸習志野インターチェンジおよび谷津船橋インターチェンジ(2013年9月開通予定)よりそれぞれ約4キロメートル、京葉道路・幕張インターチェンジから約7キロメートルの地点に位置しています。成田空港と羽田空港のほぼ中間地点にあり陸・海・空を結ぶ物流の要衝となっていることに加え、日本国内の最大消費地である東京都心部を始め、京葉湾岸エリアから関東圏を広範囲にカバーでき、国内物流の戦略的拠点として非常に有利な立地となっています。
■ 施設特長
「プロロジスパーク習志野4」は、約46,168平方メートルの敷地に建つ地上5階建、延床面積約108,485平方メートルの大型物流施設です。各階に最大40フィートコンテナトレーラーが直接乗り入れ可能なランプウェイ2基(上り・下り)を備えており、効率的な物流オペレーションが可能な仕様となっています。
入居企業の事業継続性を高めるよう、免震構造を採用した他、緊急地震速報システムの導入(プロロジスでは全てのマルチテナント型施設に導入済)、非常用の発電機設置、非常時の給排水機能の維持、構内通路の地盤改良等、入居企業と従業員の方々にとって安全・安心な最新鋭の物流施設として開発されました。また館内にはカフェテリア・売店などを設け、施設で働く従業員の方々に快適な空間を提供する。さらに習志野市が広域で整備している遊歩道「ハミングロード」の一部として敷地南側の一部を整備し一般に開放するなど、周辺地域環境にも貢献した施設となっています。
また、プロロジスがグローバルで推進している環境負荷を低減した物流施設開発の一環として、LED照明を採用した他、1MW超の大規模太陽光発電システムの導入も計画しており、CASBEEにおけるAランク認証を取得する予定です。
「プロロジスパーク習志野4」概要
名称 | プロロジスパーク習志野4 |
所在地 | 千葉県習志野市茜浜3丁目 |
敷地面積 | 約46,168 ㎡ (約13,966坪) |
延床面積 | 約108,485㎡ (約32,817坪) |
構造 | RC+S造、地上5階建、免震構造 |
着工 | 2012年5月 |
竣工 | 2013年8月 |