~日立物流グループとの6棟目の専用物流(BTS型)施設~

プロロジスパーク古河2 外観

「プロロジスパーク古河2」

 

物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス(日本本社:東京都千代田区丸の内)は本日、茨城県古河市の開発地において日立物流ファインネクスト株式会社(本社:東京都江東区)の専用施設である「プロロジスパーク古河2」の竣工式を執り行いました。同施設は、プロロジスが日立物流グループのために開発したBTS型施設としては、6件目の案件となります。

プロロジスは、約105,000㎡の敷地にBTS型施設の集積パークとして「プロロジスパーク古河」の開発を進めており、「プロロジスパーク古河2」は同パークにおける2棟目の施設となります。1棟目の「プロロジスパーク古河1」は医薬品卸のスズケングループ専用施設として、2016年11月に竣工。3棟目の「プロロジスパーク古河3」は、国内大手物流企業との賃貸契約を締結済みで7月に着工を控えています。

プロロジスパーク古河2 鳥瞰図(危険物倉庫8棟含む)
 

「プロロジスパーク古河2」プロジェクトは、日立物流ファインネクスト社とプロロジスの共同開発案件です。敷地を効果的に活用する方法を協議した結果、同プロジェクトの開発用地としてプロロジスが所有していた土地の一部を、日立物流ファインネクスト社に譲渡。その土地に日立物流ファインネクスト社が危険物倉庫8棟を開発し、プロロジスは「プロロジスパーク古河2」を普通倉庫のBTS型施設として開発し、同社に賃貸することとなりました。日立物流ファインネクスト社は、「プロロジスパーク古河2」を事業拡大のための戦略拠点として活用する予定です。

竣工式には、日立物流ファインネクスト株式会社 代表取締役 小林 直久 社長、株式会社日立物流 執行役常務 東日本統括本部 前川 英利 本部長をはじめ関係者の方々、古河市 青木 善和 副市長をはじめ古河市関係者の方々、設計・監理を担当した株式会社フクダ・アンド・パートナーズ 代表取締役 福田 哲也 社長をはじめ関係者の方々、施工を担当した株式会社フジタ 代表取締役 奥村 洋治 社長をはじめ関係者の方々、プロロジスからは代表取締役社長 山田 御酒らが参列し、施設の完成を祝いました。

■ 開発地

「プロロジスパーク古河2」は、茨城県と都心部とをつなぐ新4号国道から至近の北利根工業団地内に立地します。また、圏央道「五霞IC」および、2017年2月に開通した「境古河IC」からいずれも約6km(約10分)に位置しています。

このたびの圏央道「境古河IC」~「つくば中央IC」区間の開通により、都心部から放射状にのびる東名・中央・関越・東北・常磐・東関東の6つの自動車道と圏央道がつながりました。これにより、「プロロジスパーク古河2」は、関東全域のみならず、東北方面や関西方面への広域配送をもカバーする物流ハブとなります。

■ 施設概要

「プロロジスパーク古河2」は、地上2階建て、延べ床面積約22,000㎡の施設です。1階には、施設両面にトラックバースと大庇を設け、荷捌きの効率性が高く、雨天時にも作業がしやすい環境を整えました。加えて、梁下有効高は1、2階とも6.5mを確保し、1Fの床荷重は1㎡あたり2.5トンを確保するなど、標準的な仕様に比べハイスペックで汎用性の高い施設設計としました。

また、環境負荷軽減のため、屋根面には1メガワットの太陽光パネルを設置する予定です。

「プロロジスパーク古河2」概要

名称 プロロジスパーク古河2
所在地 茨城県古河市北利根8-4
敷地面積 23,789.43㎡(7,196.30坪)
延床面積 21,937.95㎡(6,636.22坪)
構造 地上2階建、鉄骨造
着工 2016年6月
竣工 2017年4月

 

■プロロジスの専用物流(BTS型)施設

プロロジスは、このたび竣工した「プロロジスパーク古河2」を含め、全国に12棟のBTS型施設を運営・開発中です。また、「プロロジスパーク海老名2」「プロロジスパーク神戸3」「プロロジスパーク神戸4」の開発を計画中であり、入居企業を募集しています。

プロロジスは、今後もお客様の物流効率化のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。

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