プロロジスでは「Heralbony Art Prize 2024」受賞作を含む原画10点を社内に展示しています。アートがオフィスに新たな彩りをもたらし、障害への理解を深めるきっかけになることを期待しています。 |
■ 原画10点を12月17日までプロロジス東京オフィスに展示中
プロロジスでは現在、障害のあるアーティストが手掛けた作品を株式会社ヘラルボニーからお借りして、社内に展示しています。展示作品は、障害のあるアーティストによる公募展「Heralbony Art Prize 2024」の受賞作を含む10点の絵画です。
プロロジスの物流施設「プロロジスパーク」の写真が飾られていた壁面に、鮮やかな絵画が並び会議室が華やかな空間に生まれ変わりました。カラフルな画材を用いて、作家が好きなアニメをモチーフに描いた『お城』や、100種類以上の0.5ミリペンで緻密に描かれた『世界の地図』など、個性豊かな作品が展示されています。
プロロジスの従業員からは「ずっと眺めていたい」、「自分の家にも飾りたい」といった賞賛の言葉が集まっており、従業員一同、アートが持つ力を感じています。作品は12月17日までプロロジス東京オフィスの会議室に飾っています。当社に足をお運びいただいた方はぜひこの機会にご鑑賞ください。
■ 「障害者週間」に、障害への理解を深めるきっかけとして
今回、作品展示に至った背景を少しだけご紹介します。プロロジスが大切にしている企業文化の一つに、DEIB(Diversity, Equity, Inclusion and Belonging / 多様性、公平性、包摂性、帰属意識)があります。このDEIBの理念を体現するものとして、ヘラルボニーが今初の国際アワードとして主催した公募展「Heralbony Art Prize 2024」に協賛しました。
公募展の受賞作を含む全62作品を展示する「HERALBONY Art Prize 2024 Exhibition」にも多くの従業員が訪れ、それぞれの作品が持つ魅力を体感しました。「展示会に出向けなかった従業員やお取引先の皆さまにも、作品のパワーを感じていただきたい」。そのような思いから、ヘラルボニーから作品をお借りし、社内での展示が実現しました。
展示期間中にあたる12月3日は「国際障害者デー」です。日本ではこの日に合わせて12月3日から12月9日は「障害者週間」とされ、国や地方自治体で障害者福祉に関する啓発活動が実施されています。
お借りしたアート作品を鑑賞された皆様が、障害や、インクルーシブな社会のあり方について考えを深めるきっかけとなればと願っています。そして、作品がたくさんの人の目に触れることで、少しでも作家さんが活躍する一助となれば当社としてはこの上ない喜びです。
■ 国際障害者デーとは?
1982年12月3日に国連総会で「障害者に関する世界行動計画」が採択されました。これを記念して、毎年12月3日を「国際障害者デー」として制定することが、1992年の国連総会で決定されました。障害への理解を深め、すべての人が個性を尊重し合い、共生できる社会の実現を目的としています。各国行政や学術機関、民間企業等は、イベントや活動を企画し、国際障害者デーを支持することが奨励されています。
展示場所 | 作者名・作品タイトル |
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Room1 |
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Room2 |
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Room6 |
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Room7 |
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東京 ラウンジ |
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