プロロジスは、カスタマーの倉庫内オペレーション自動化をサポートしています。2024年9月に開催された「国際物流総合展2024」のプレゼンテーションセミナーでは、出資しているハクオウロボティクスの次世代フォークリフト”AutoFork”をご紹介しました。 |
「お客様に寄り添うためのソリューションが必要」、「弊社の自動フォークリフトは、トラックバースに置かれたパレットを一括で認識します」―――。
9月に東京ビッグサイトで行われた「第16回国際物流総合展(Logis Tech Tokyo 2024)」のプレゼンテーションセミナーの一幕。登壇者のプロロジス開発部 物流コンサルティングチームの石澤 誠文と、今年8月に資本業務提携を結んだ株式会社ハクオウロボティクスの塩原 努COOが弁舌をふるうと、詰めかけた来場者の視線がプロジェクタースクリーンの自動フォークリフトに集まりました。
自動フォークリフトはハクオウロボティクスが開発する“AutoFork”。同製品は側面にセンサーを搭載し、倉庫内にあるパレットの位置や個数を自動で認識しながら走行できます。また、小型で小回りが利く設計のため狭い場所でも運用しやすく、パレットの位置が多少ズレていても、その「ズレ」を認識して搬送できる特長があります。
-「物流現場で荷物を取って、庫内のほかの場所に置いてあげられるのはフォークリフトだけ。今後もプロロジスさんと様々な取り組みを行いたい」(ハクオウロボティクス:塩原COO)
-「私たちは一番良い床を提供する『スペースプロバイダー』ですが、同時に『お客様の課題解決に寄り添う当事者』でもあります」(プロロジス:石澤)
ハクオウロボティクスは、プロロジスが運営するインキュベーション施設「inno-base TSUKUBA」の入居企業です。
プロロジスは、この施設で物流業界と親和性のあるスタートアップ企業の成長支援を行っており、ハクオウロボティクスへはPoC(製品の概念実証)協力企業の紹介や、神奈川県のマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク横浜鶴見」での走行実験など、支援を行ってきました。
「お客様のもとに足を運び、倉庫運用実態に関するヒアリングも行っている*。物流業界の課題を解決するソリューション開発に尽力し、お客様のご要望に応えていきたい」と石澤は語ります。
プロロジスは今後も入居企業の物流効率化のニーズに応え、物流業界の課題解決、業界に関する情報発信に取り組んでまいります。
プレゼンテーションセミナー全編は、下記リンクよりご覧いただけます。(お名前とメールアドレスを入力してご覧ください)
国際物流総合展2024|プロロジス プレゼンテーションセミナー(2024年9月12日)
*プロロジスは10月に施設での自動化状況に関する調査を初めて実施しました。
レポートでは、物流施設における自動化の現状と課題を包括的に分析し、今後の戦略的方向性を示唆しています。調査の全文をお読みになりたい方はフォームよりご申し込みください。